Vitis AI ライブラリ v2.5 リリース ノート - 2.5 日本語

Vitis AI ライブラリ ユーザー ガイド (UG1354)

Document ID
UG1354
Release Date
2022-06-15
Version
2.5 日本語
このセクションでは、 Vitis™ AI ライブラリ 2.5 リリースの主な機能とアップデートに関する情報を提供します。

主な機能および拡張機能

この Vitis AI ライブラリ リリースの主な機能と拡張機能は次のとおりです。

新しいモデル ライブラリ
次の新しいモデル ライブラリがサポートされました。
新しいモデルのサポート
  • 11 個の新しい PyTorch モデルが追加されました。
  • 5 個の新しい TensorFlow モデルが追加されました。
  • 1 個の新しい TensorFlow2 モデルが追加されました。
新しい CPU Op のサポート
8 個の CPU Op が追加されました。
カスタム Op の強化
カスタム Op の登録に関する Python のサンプルを追加しました。
Xdputil ツールの強化
xdputil で指定した OP の情報を表示できるようになりました。

変更点

なし。

互換性

Vitis™ AI ライブラリ 2.5 は、次のイメージを使用してテストされています。

  • xilinx-zcu102-dpu-v2022.1-v2.5.0.img.gz
  • xilinx-zcu104-dpu-v2022.1-v2.5.0.img.gz
  • xilinx-kv260-dpu-v2022.1-v2.5.0.img.gz
  • xilinx-vck190-dpu-v2022.1-v2.5.0.img.gz

デバイス サポート

次に示すプラットフォームおよび評価ボード (EVB) は、 Vitis™ AI ライブラリ 2.5 でサポートされています。

表 1. エッジ デバイス サポート
プラットフォーム 評価ボード バージョン
Zynq UltraScale+ MPSoC ZU9EG ザイリンクス ZCU102 1.1
Zynq® UltraScale+™ MPSoC ZU7EV ザイリンクス ZCU104 1.0
Zynq UltraScale+ MPSoC ザイリンクス Kria™ KV260 1.0
Versal AI コア シリーズ VC1902 ザイリンクス VCK190 プロダクション
表 2. クラウド ボード サポート
アクセラレータ カード
ザイリンクス Alveo U50LV データセンター アクセラレータ カード
ザイリンクス Alveo U200 データセンター アクセラレータ カード
ザイリンクス Alveo U250 データセンター アクセラレータ カード
ザイリンクス Alveo U55C データセンター アクセラレータ カード
Versal AI コア シリーズ VCK5000 データセンター開発キット

制限

  • VCK5000 はプロダクション カードのみがサポートされます。VCK5000-ES1 カードを使用する場合は、Vitis AI 1.4.x を使用してください。
  • Alveo U50 および U280 カードのサポートは終了しました。これらのカードを使用する場合は、Vitis AI 1.4.x を使用してください。
  • Docker 環境の制限により、クラウド ボードではマルチタスク デモは DRM モードで実行できません。