このセクションでは、
Vitis™ AI ライブラリ 2.5 リリースの主な機能とアップデートに関する情報を提供します。
主な機能および拡張機能
この Vitis AI ライブラリ リリースの主な機能と拡張機能は次のとおりです。
- 新しいモデル ライブラリ
- 次の新しいモデル ライブラリがサポートされました。
- 新しいモデルのサポート
-
- 11 個の新しい PyTorch モデルが追加されました。
- 5 個の新しい TensorFlow モデルが追加されました。
- 1 個の新しい TensorFlow2 モデルが追加されました。
- 新しい CPU Op のサポート
- 8 個の CPU Op が追加されました。
- カスタム Op の強化
- カスタム Op の登録に関する Python のサンプルを追加しました。
- Xdputil ツールの強化
- xdputil で指定した OP の情報を表示できるようになりました。
変更点
なし。
互換性
Vitis™ AI ライブラリ 2.5 は、次のイメージを使用してテストされています。
- xilinx-zcu102-dpu-v2022.1-v2.5.0.img.gz
- xilinx-zcu104-dpu-v2022.1-v2.5.0.img.gz
- xilinx-kv260-dpu-v2022.1-v2.5.0.img.gz
- xilinx-vck190-dpu-v2022.1-v2.5.0.img.gz
デバイス サポート
次に示すプラットフォームおよび評価ボード (EVB) は、 Vitis™ AI ライブラリ 2.5 でサポートされています。
プラットフォーム | 評価ボード | バージョン |
---|---|---|
Zynq UltraScale+ MPSoC ZU9EG | ザイリンクス ZCU102 | 1.1 |
Zynq® UltraScale+™ MPSoC ZU7EV | ザイリンクス ZCU104 | 1.0 |
Zynq UltraScale+ MPSoC | ザイリンクス Kria™ KV260 | 1.0 |
Versal AI コア シリーズ VC1902 | ザイリンクス VCK190 | プロダクション |
アクセラレータ カード |
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ザイリンクス Alveo U50LV データセンター アクセラレータ カード |
ザイリンクス Alveo U200 データセンター アクセラレータ カード |
ザイリンクス Alveo U250 データセンター アクセラレータ カード |
ザイリンクス Alveo U55C データセンター アクセラレータ カード |
Versal AI コア シリーズ VCK5000 データセンター開発キット |
制限
- VCK5000 はプロダクション カードのみがサポートされます。VCK5000-ES1 カードを使用する場合は、Vitis AI 1.4.x を使用してください。
- Alveo U50 および U280 カードのサポートは終了しました。これらのカードを使用する場合は、Vitis AI 1.4.x を使用してください。
- Docker 環境の制限により、クラウド ボードではマルチタスク デモは DRM モードで実行できません。