該当ライブラリ
このユーザー ガイドの内容は、次に示す Vitis™ AI ライブラリに適用されます。
番号 | パッケージ名 | バージョン |
---|---|---|
1 | vitis_ai_library_r2.5.0_video.tar.gz | r2.5.0 |
2 | vitis_ai_library_r2.5.0_image.tar.gz | r2.5.0 |
3 | vitis-ai-runtime-2.5.0.tar.gz | r2.5.0 |
4 | vitis_ai_2022.1-r2.5.0.tar.gz | r2.5.0 |
6 | alveo_xclbin-2.5.0.tar.gz | r2.5.0 |
7 | sdk-2022.1.0.0.sh | 2022.1 |
対象者
Vitis AI ライブラリの使用は、次に該当するユーザーを対象としています。
- ザイリンクスの学習済みモデルを使用して迅速にアプリケーションを構築する必要がある。
- Vitis AI ライブラリ サポート ネットワーク リストを使用して、独自のデータセットで学習したカスタム モデルを使用する。
- Vitis AI ライブラリでサポートされているモデルと類似したカスタム モデルと、Vitis AI ポストプロセス ライブラリを使用する。
注記:
Vitis AI ライブラリでサポートされているモデルとはまったく異なるカスタム モデルを使用している場合や、特殊なポストプロセス要件がある場合、参考用として Vitis AI ライブラリ実装を利用できます。
この資料の構成
このユーザー ガイドでは、Vitis AI ライブラリを使用したアプリケーションのインストール、活用、および開発方法について説明しています。
- はじめに では、Vitis AI ライブラリの概要を紹介しています。Vitis AI ライブラリの概要のほか、フレームワーク、サポートされるネットワーク、サポートされるハードウェア プラットフォームについて概説しています。
- インストール では、Vitis AI ライブラリのインストール方法とサンプル デザインの実行方法について説明しています。ホスト環境やターゲット環境を迅速にセットアップし、Vitis AI ライブラリ関連のサンプル デザインをコンパイルして実行する手順を示しています。
- ライブラリとサンプル では、Vitis AI ライブラリでサポートされる各モデル ライブラリについて説明しています。Vitis AI ライブラリでサポートされるモデル ライブラリ、各ライブラリの目的、画像やビデオを使用してライブラリをテストする方法、およびライブラリの性能を評価する方法について説明しています。
-
プログラミング例 では、Vitis AI ライブラリを使用してアプリケーションを開発する方法を説明しています。次の内容を理解できます。
- Vitis API を使用する開発
- 独自モデルを使用する開発
- プリプロセスのカスタマイズ
- プリプロセスおよびポストプロセスのパラメーターの取得にコンフィギュレーション ファイルを使用
- Vitis AI ライブラリのポストプロセス ライブラリを使用
- 独自のポストプロセス コードを実装
- DPU および xmodel のデバッグ ツール xdputil の使用法
- カスタム演算子の実装と登録
- アプリケーション デモ では、テスト環境をセットアップして、アプリケーション デモを実行する方法を説明しています。Vitis AI ライブラリを使用した 2 つのアプリケーション デモがあります。
- プログラミング API では、API のプログラミング方法を説明しています。
- 性能 では、異なるボード上での Vitis AI ライブラリの性能について説明しています。