Vitis AI ランタイム パッケージと、Vitis AI ライブラリのサンプルおよびモデルは、ボード イメージに組み込まれています。したがって、Vitis AI ランタイム パッケージおよびモデル パッケージをボードに別途インストールする必要はありません。ただし、次の手順に従って、モデルを独自のイメージまたは公式イメージ上にインストールすることは可能です。
- 各モデルには、そのモデルの詳細を完全に記述した yaml ファイルがあります。yaml には、各種プラットフォーム用のダウンロード リンクが含まれます。使用するモデルとプラットフォームを選択してダウンロードしてください。
- 次のコマンドで
scp
を使用してダウンロード ファイルをボードにコピーします。$ scp <model>.tar.gz root@IP_OF_BOARD:~/
ボードがインターネットに接続されている場合、
wget
コマンドを使用してモデルを直接ボードにダウンロードすることもできます。 - ボードにログイン (SSH またはシリアル ポートを使用) して、モデル パッケージをインストールします。
-
/usr/share/vitis_ai_library/model フォルダーが存在しない場合は、先にこのフォルダーを作成します。
# mkdir -p /usr/share/vitis_ai_library/models
- ターゲット側にモデルをインストールします。
# tar -xzvf <model>.tar.gz -C /usr/share/vitis_ai_library/models
デフォルトで、モデルはターゲット側の /usr/share/vitis_ai_library/models ディレクトリに格納されます。