この関数は、浮動小数点モデルの検査を実行します。
VitisInspector.inspect_model(model,
plot=True,
plot_file="model.svg",
dump_results=True,
dump_results_file="inspect_results.txt",
verbose=0)
引数
- model
- 検査する浮動小数点モデルを指定する tf.keras.Model インスタンス。浮動小数点モデルには具体的な入力形状が必要です。具体的な入力形状を指定して浮動小数点モデルを構築するか、「input_shape」引数を指定して inspect_model を呼び出してください。
- input_shape
- 各入力レイヤーの入力形状を含む list(int) または list(list(int))。設定されない場合、入力レイヤー内のデフォルト形状情報を使用します。複数の入力がある場合は、たとえば inspect_model(model, input_shape=[224, 224, 3]) または inspect_model(model, input_shape=[[224, 224, 3], [64, 1]]) のように、形状のリストを使用します。すべての次元に具体的な値が必要です。次元 batch_size は省略されます。デフォルトで None に設定されます。
- plot
- モデルの検査結果を
graphviz
によってプロットし、イメージをディスクに保存するかどうかを指定するブール値。モデルの検査結果を変更のヒントと共に可視化する場合に役に立ちます。ただし、ヒントを表示できるのは、.svg
など一部のタイプの出力ファイルのみです。デフォルトで False に設定されます。 - plot_file
- モデルをプロットする場合にモデル イメージ ファイルのファイル パスを指定する文字列。デフォルトで「model.svg」に設定されます。
- dump_results
- 検査結果をダンプしてテキストをディスクに保存するかどうかを指定するブール値。画面に表示されるログよりも詳細なレイヤーごとの結果が、テキスト ファイルにダンプされます。デフォルトで False に設定されます。
- dump_results_file
- 検査結果のテキスト ファイルのファイル パスを指定する文字列。デフォルトで「inspect_results.txt」に設定されます。
- verbose
- ログの冗長レベルを指定する int。verbose の値が大きいほど、詳細な結果ログが表示されます。デフォルトで 0 に設定されます。