開発フローの概要 - 2.5 日本語

Vitis AI ユーザー ガイド (UG1414)

Document ID
UG1414
Release Date
2022-06-15
Version
2.5 日本語

Vitis™ AI の推奨開発フローを次の図に示します。このフローは 3 つの基本的なステップで構成され、Vitis AI と Vitis IDE が必要です。

図 1. Vitis AI フロー
  1. ホスト マシンの Vitis AI ツールチェーンを使用して、モデルを構築します。このツールチェーンは、トレーニング済みの浮動小数点モデルを入力として使用し、AI オプティマイザーでそれらのモデルを実行します (オプション)。
  2. カスタム ハードウェア プラットフォームは、Vitis ターゲット プラットフォームをベースとする Vitis ソフトウェア プラットフォームを使用して構築されます。生成されるハードウェアには、DPU IP およびその他のカーネルが含まれます。Vitis AI リリース パッケージには、事前に構築された SD カード イメージ (ZCU102/104、KV260 および VCK190 用) と Alveo™ シェルが含まれており、それらを使用して設計を開始してアプリケーションを開発できます。 Vivado® Design Suite を使用して DPU を統合し、要件に適合するカスタム ハードウェアを構築することもできます。詳細は、カスタム プラットフォームへの DPU の統合 を参照してください。
  3. 構築されたハードウェアで実行される、実行可能なソフトウェアを構築できます。C++ または Python で作成したアプリケーションで Vitis AI ランタイムと Vitis AI ライブラリを呼び出し、コンパイルされたモデル ファイルをロードして実行できます。