重要:
ザイリンクスでは、DDR インターフェイスを複数使用する場合は、各カーネル/CU に DDR メモリ バンクを指定し、カーネルを配置する SLR を配置することを要件としています。詳細は、カーネル ポートのグローバル メモリへのマップ および 計算ユニットの SLR への割り当て を参照してください。
次に、connectivity.sp
オプションを指定する設定ファイルの例と、入力ポインター (M_AXI_GMEM0
) を DDR バンク 0 に、出力ポインター (M_AXI_GMEM1
) を DDR バンク 1 に接続する v++
のコマンド ライン例を示します。
config_sp.txt ファイル:
[connectivity]
sp=apply_watermark_1.m_axi_gmem0:DDR[0]
sp=apply_watermark_1.m_axi_gmem1:DDR[1]
v++
コマンド ライン:
v++ apply_watermark --config config_sp.txt
[Device Hardware Transaction] ビューを使用すると、実際の DDR バンクの通信を確認して DDR の使用を解析できます。
図 1. [Device Hardware Transaction] ビューの DDR バンクのトランザクション