重要: このオプションはエンベデッド プロセッサ プラットフォームでは使用できません。
flash
コマンドは、カード上のフラッシュ コンフィギュレーション メモリを指定の運用シェルでプログラムします。
次のオプションがあります。
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--scan
: カードおよびシステム両方にインストールされている現在のファームウェアを返します。-
--verbose
: コンパイル ターゲットは、--scan
オプションで指定します。--verbose
: MAC アドレスなどの追加情報を表示します。 -
--json
: コンパイル ターゲットは、--scan
オプションで指定します。このオプションを指定すると、フラッシュ スキャンの結果が JSON 出力として書き込まれます。
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--update
: 指定したアクセラレータ カードのターゲット プラットフォームをシステムの最新のターゲット プラットフォームにアップデートします。--shell
および--id
を使用すると、アクセラレータ カードをアップデートする特定のターゲット プラットフォームを指定できます。flash --scan を使用すると、システムのターゲット プラットフォームを確認できます。ヒント:flash --scan
を使用すると、カードとシステムで使用可能なターゲット プラットフォームを確認できます。-
--shell <name>
: アクセラレータ カードのアップデートに使用するターゲット プラットフォームの名前を指定します。-
--id <id>
: ターゲット プラットフォームのタイムスタンプを指定します。 -
--card <bdf>
: Bus:Device.Function (BDF) タグを使用してアクセラレータ カードを指定します。If--card
を指定しない場合は、システム内のすべてのアクセラレータ カードがアップデートされます。ヒント: BDF タグは特定デバイスを識別するBus:Device.Function
形式の数値のセットです。この数値は、Linux コマンドのlspci
を使用すると検出できます。 -
--force
: アクセラレータ カードのアップデートを強制的に実行します。
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--factory_reset
: アクセラレータ カードを初期の出荷状態にリセットします。-
--card <bdf>
: オプションでアクセラレータ カードが出荷状態にリセットされることを示します。
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たとえば、アクセラレータ カードを xilinx_u200_xdma_201820_1
というターゲット プラットフォームを使用してフラッシュ メモリに書き込むには、次のコマンドを入力します。
sudo xbmgmt flash --update --shell xilinx_u200_xdma_201820_1 --card [0000:03:00.0]
カードのフラッシュ メモリのプログラムが終了すると、次のような出力が表示されます。
INFO: ***Found 880 ELA Records
Idcode byte[0] ff
Idcode byte[1] 20
Idcode byte[2] bb
Idcode byte[3] 21
Idcode byte[4] 10
Enabled bitstream guard. Bitstream will not be loaded until flashing is finished.
Erasing flash............................................
Programming flash............................................
Cleared bitstream guard. Bitstream now active.
DSA image flashed succesfully
Cold reboot machine to load the new image on FPGA