main 関数の読み込み - 2019.2 Japanese

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: アプリケーション アクセラレーション開発 (UG1393)

Document ID
UG1393
Release Date
2020-02-28
Version
2019.2 Japanese

OpenCL API 環境を初期化するには、ソフトウェア アプリケーションで FPGA バイナリ ファイル (.xclbin) を読み込む必要があります。この例では、argc/argv を使用して、アプリケーションのコマンド ライン引数としてこのファイルの名前を指定します。

注記: これは、可能な方法の 1 つです。xclbin ファイルの名前をアプリケーションにコードとして記述することもできます。

これらを変更した場合、アプリケーションは次のように実行します。

host.exe ./binary_container_1.xclbin

説明:

host.exe
Arm コアのコンパイル済み実行ファイル。
binary_container_1.xclbin
Vitis コンパイラで生成された FPGA バイナリ ファイル。

次に、エラー チェックを追加して必要なコマンド ライン引数が指定されていることを確認します。

// Check for valid arguments  
if (argc != 2) {  
printf("Usage: %s binary_container_1.xclbin\n", argv[0]);  
exit (EXIT_FAILURE);  
}  
// Get xclbin name  
char* xclbinFilename = argv[1];  

メモリ割り当てはコードの後の方で OpenCL バッファーを作成して別に実行するので、入力行列および出力行列の変数宣言も変更します。ここでは、行列データを保持するのに必要な 3 つのベクターを定義します。