validate - 2019.2 Japanese

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: アプリケーション アクセラレーション開発 (UG1393)

Document ID
UG1393
Release Date
2020-02-28
Version
2019.2 Japanese
重要: このオプションはエンベデッド プロセッサ プラットフォームでは使用できません。

validate コマンドは、インストールされているカードに関する読みやすいサマリを生成します。次のテストを実行して正しくインストールされていることを検証します。

  1. 検出されたカードを検証します。
  2. PCI Express リンク ステータスをチェックします。
  3. カード上のカーネルを検証します。
  4. 次のデータ帯域幅テストを実行します。
    1. DMA テスト: PCI Express を介したホストと FPGA DDR 間のデータ転送。
    2. DDR テスト: カーネルと FPGA DDR 間のデータ転送。

次のオプションがあります。

  • -d <card_id> (オプション): ターゲット カード ID を指定します。デフォルトでは、システムにインストールされているすべてのカードが検証されます。

たとえばカード ID 0 に対して validate を実行するには、次のコマンドを入力します。

$ xbutil validate -d 0

次に、表示される情報の例を示します。


INFO: Found 1 cards

INFO: Validating card[0]: xilinx_u250_xdma_201820_1
INFO: Checking PCIE link status: PASSED
INFO: Starting verify kernel test: 
INFO: verify kernel test PASSED
INFO: Starting DMA test
Host -> PCIe -> FPGA write bandwidth = 11736.3 MB/s
Host <- PCIe <- FPGA read bandwidth = 12190.3 MB/s
INFO: DMA test PASSED
INFO: Starting DDR bandwidth test: ............
Maximum throughput: 45475.441406 MB/s
INFO: DDR bandwidth test PASSED
INFO: Card[0] validated successfully.

INFO: All cards validated successfully.