ext4
rootfs
を Vitis IDE に供給すると、生成される sd_card.img ファイルに次のものが含まれます。- PL カーネルの
xclbin
ファイル - ホスト アプリケーション
- Linux カーネル イメージ
- デバイス ツリー
- U-Boot コンフィギュレーション ファイル: boot.scr
- プラットフォーム初期化スクリプト init.sh および platform_desc.txt に含まれるプラットフォーム名。 注記: init.sh は環境変数
XILINX_XRT
を設定し、platform_desc.txt ファイルを /etc/xocl.txt にコピーします。これは手動で実行する必要があります。 - Ext4 パーティションの
ext4 rootfs
Vitis IDE で Ext4 rootfs を含むイメージをパッケージするには、次の手順に従います。
- Vitis IDE で をクリックし、新規アプリケーション プロジェクトを作成します。
- プラットフォーム (例:
xilinx_zcu102_base_202010_1
) を選択し、Next をクリックします。 - アプリケーション プロジェクトの名前を指定します (例:
vadd
)。 - [System Project] セクションで Create New をクリックします。
- ターゲット プロセッサに Linux ドメインを実行できるプロセッサ (例:
psu_cortexa53 SMP
) を選択し、Next をクリックします。 - [Domain] ページで xrt を選択し、次のアプリケーション設定を指定します。
- [Sysroot path]: (例: xilinx-zynqmp-common-v2020.1/sysroots/aarch64-xilinx-linux)
- [Root FS]: (例: xilinx-zynqmp-common-v2020.1/rootfs.ext4)
- [Kernel Image]: (例: xilinx-zynqmp-common-v2020.1/Image)
- Next をクリックします。
- アプリケーション テンプレートを選択します (例: Vector Addition)。
- システム プロジェクトを選択し、Build () ボタンをクリックしてプロジェクトをビルドします。
- sd_card.img ファイルが Emulation-SW、Emulation-HW、または Hardware ディレクトリの package ディレクトリに作成されていることを確認します。
ヒント: アプリケーション プロジェクトを作成した後に sysroot、rootfs、または kernel のパスを変更するには、.sprj ファイルをダブルクリックして Options ダイアログ ボックスでパスを変更します。