ツールチェーン設定には、プロジェクトの標準 Eclipse ベースのビューが含まれ、Vitis IDE の C/C++ ビルドのオプションすべてが表示されます。
Build Configuration Settings ダイアログ ボックスで Build Configuration ウィンドウ下部の Edit Toolchain Compiler Settings または Edit Toolchain Linker Settings をクリックし、すべての C/C++ ビルド設定を含むコンパイラおよびリンカーを設定する Settings ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログ ボックスでは、パス、ライブラリ、プロジェクト全体の定義、ホストの定義といった標準 C++ パスを設定できます。
図 1. ツールチェーン設定
Vitis IDE プロジェクトの場合、Tool Settings タブの下に次の 5 つの設定があります。
- [V++ Kernel Compiler]
- カーネル コンパイル プロセスのために
v++
コマンドを呼び出す際に渡す必要のあるv++
コマンドおよび追加オプションを指定します。Vitis のカーネル コンパイラおよびリンカーのオプション を参照してください。 - [V++ Kernel Linker]
- カーネル リンク プロセスのために
v++
コマンドを呼び出したときに渡すv++
コマンドと追加オプションを指定します。Vitis のカーネル コンパイラおよびリンカーのオプション を参照してください。 - [emconfigutil]
- emconfigutil ユーティリティ のコマンド ライン オプションを指定します。[emconfigutil] 設定 を参照してください。
- [GCC Host Compiler (x86_64)]
- ホスト コンパイル プロセス中に渡す必要のある
g++
リンカー引数を指定します。G++ ホスト コンパイラおよびリンカーの設定 を参照してください。 - [GCC Host Linker (x86_64)]
- ホスト リンク プロセス中に渡す必要のある
g++
リンカー引数を指定します。G++ ホスト コンパイラおよびリンカーの設定 を参照してください。