重要: このオプションは、エンベデッド プロセッサの DFX プラットフォームと一緒に使用できます。
program
コマンドは、カードのプログラマブル領域に xclbin
バイナリをダウンロードします。
コマンド ライン形式は次のとおりです。
xbutil program [-d card] [-r region] -p <xclbin_filename>
次の表に、使用可能なオプションを示します。
オプション | 説明 | 必須 |
---|---|---|
-d <card>
|
ターゲット カードを指定します。<card> は、card_id または Bus:Device:Function (BDF) のいずれかに指定できます。指定しない場合は、デフォルトの card_id = 0 になります。 注記:
xbutil scan コマンドを使用すると、インストールされたカードに対して card_id と BDF の両方が表示されます。 |
× |
-r <region>
|
廃止予定で、効果はありません。オプションは、次のリリースで削除される予定です。 | × |
-p
<xclbin_filename>
|
カードにダウンロードする xclbin バイナリ ファイルの名前を指定します。 |
○ |
xclbin
が問題なくカードにダウンロードされたら、次のメッセージが表示されます。
INFO: Found total 1 card(s), 1 are usable
INFO: xbutil program succeeded.
同じ xbutil_filename
を含む xbutil
プログラムが続けて使用される場合、xbutil
は既にカード上にあるのでダウンロードされませんが、上記と同じメッセージが表示されます。
指定した xclbin
ファイルがない場合、次のメッセージが表示されます。
ERROR: Cannot open <my_xclbin>.xclbin. Check that it exists and is readable.
ERROR: xbutil program failed.