コマンド ラインで v++
を使用すると、コンパイルおよびリンク中にデフォルトでディレクトリ構造が作成されます。.xo および .xclbin は、作業ディレクトリに生成されます。すべての中間ファイルは _x ディレクトリ (temp_dir のデフォルト名) に作成されます。
次に、2 つの v++
コンパイル (k1 および k2) と 1 つの v++
リンク (design.xclbin) に生成されたディレクトリ構造の例を示します。k1.xo、k2.xo、および design.xclbin
ファイルは、作業ディレクトリに含まれます。_x ディレクトリには、関連付けられている k1 および k2 カーネルのコンパイル サブディレクトリが含まれます。link、logs、および reports ディレクトリには、ビルドのリンク、ログ、およびレポート情報が含まれます。
図 1. コマンド ラインのディレクトリ構造
次の v++
オプションを使用すると、このディレクトリ構造を変更できます。
--log_dir <dir_name>
-–report_dir <dir_name>
-–temp_dir <dir_name>
詳細は、Vitis コンパイラ コマンド を参照してください。