Vitis IDE を起動したら、新規アプリケーション プロジェクトを作成できます。
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Vitis IDE を起動した場合であれば、Welcome 画面で Create Application Project をクリックします。
New Application Project ウィザードが開き、新規ユーザーにプロセスを説明する Welcome ページが表示されます。このページが次回から表示されないようにするには、Skip welcome page next time をオンにします。
をクリックするか、これが最初に -
Next をクリックして New Application
Project ウィザードの Platform ページを開いて、 ターゲット プラットフォームを指定します。
ターゲット プラットフォームには、ベース ハードウェア デザインと、宣言されたインターフェイスにアクセラレータを接続するのに使用されたメタデータが含まれます。Select a platform from repository タブを使用してプロジェクトのプラットフォームを選択します。Find フィールドに値を入力すると、表示される選択肢を減らして、必要なプラットフォームを見つけやすくできます。下部には、次の図に示すように現在選択しているプラットフォームに関連する情報が表示されます。
注記: 特定のリリースでサポートされるプラットフォームについては、Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの概要 のリリース ノートを参照してください。カスタム定義またはサードパーティのプラットフォームもリポジトリに追加できます。詳細は、プラットフォームおよびリポジトリの管理 を参照してください。
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Application Project
Details ページで Application project
name に名前を指定します。
デフォルトでは、アプリケーション プロジェクトに対して新しいシステム プロジェクトが作成されますが、アプリケーション プロジェクトが既に存在する場合は、既存のシステム プロジェクトに追加することもできます。システム プロジェクトとは、さまざまなプロジェクトをまとめてシステム ビューを作成するトップレベルの管理者です。
- Next をクリックして続行します。
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Platform ページで Embedded
Acceleration ターゲット プラットフォームを選択した場合 (Flow 列に表示)、次のような Domain ページが開きます。
プラットフォームの既存ドメインのリストから Domain を選択すると、ドメインの詳細が作成されます。[Domain] では、ターゲット プラットフォームでホスト プログラムを実行するのに使用されるプロセッサおよびオペレーティング システムを定義します。エンベデッド プラットフォームで正しくビルドされるようにプロジェクトの Application Settings を設定することもできます。
- Sysroot path
- sysroot は、基本システム ルート ファイル構造を定義するプラットフォームの一部です。[Sysroot path] では、アプリケーションの新しい sysroot を定義できます。
- Root FS
- ルート ファイル システムのディレクトリを指定します。
- Kernel Image
- オペレーティング システムのディレクトリを指定します。
これらのオプションは、プロジェクトが
で作成されてから変更できるようになります。 -
Next をクリックして Templates ページを開き、新規プロジェクトのアプリケーション テンプレートを指定します。
Empty Application を選択すると、空のプロジェクトが作成され、ファイルをインポートして、最初からプロジェクトを作成できます。また、提供されているテンプレート プロジェクトを新規アプリケーション プロジェクトの基盤として使用すると、プロジェクトを開始しやすくなったり、ツールを学びやすくなります。
ヒント: Vitis IDE Examples ボタンまたは Vitis IDE Libraries ボタンをクリックすると、サンプル デザインの概要 で説明したように、その他の例をインストールできます。 - Finish をクリックし、New Application Project ウィザードを閉じてプロジェクトを開きます。