ビルド コンフィギュレーションの設定を変更するには、Assistant ビューでビルド コンフィギュレーションをクリックし、Settings ボタン () をクリックして、Build Configuration Settings ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログボックスの機能は、選択したプロジェクトの種類とビルド ターゲットによって異なります。このダイアログ ボックスでは、ホストおよびカーネルのデバッグを有効にし、ビルド プロセス中にレポートする情報レベルを指定し、ハードウェア ビルドの最適化レベルを指定します。
図 1. ビルド コンィギュレーション設定
このダイアログボックスには、次のようなさまざまなオプションが表示されます。
- Target
- ビルド ターゲット で説明するようにビルド コンフィギュレーション ターゲットを指定します。
- Host debug
- オンにすると、ホスト コードのデバッグが有効になります。
- Kernel debug
- オンにすると、カーネル コードのデバッグが有効になります。
- Report level
- レポート生成の制御 で説明するように、生成するレポート レベルを指定します。
- Hardware optimization
- ハードウェア最適化で使用するエフォートを指定します。ハードウェア最適化は計算負荷の高いタスクなので、最適化のレベルが高いほど最適なハードウェアにはなりますが、ビルド時間は増加します。このオプションは、[Active build configuration] を [System] に設定している場合にのみ使用できます。
Build
Configuration ダイアログボックスには、Edit Toolchain Compiler
Settings および Edit
Toolchain Linker Settings へのリンクも含まれます。これらのリンクからは、標準的な Eclipse 環境のすべての設定を変更できるほか、G++ コンパイラ、V++ コンパイラ、emconfigutil
コマンドのコンフィギュレーションにも使用できます (Vitis ツールチェーン設定 を参照)。