partition - 2020.2 Japanese

xbmgmt partition コマンドを使用すると、Alveo カードのシェルパーティションを表示およびプログラムできます。

partition コマンドは、DFX-2RP プラットフォームに使用します。検証アプリケーションを含むアプリケーションを実行する前に、次のコマンドを使用してシェルパーティションをカードにプログラムする必要があります。

sudo /opt/xilinx/xrt/bin/xbmgmt partition --program --name <shell_name> --
card <card_bdf>

シェルパーティションをプログラムした後は、システムをウォームまたはコールドリブートしたり、別のシェルをロードしたりしない限り、再プログラムの必要はありません。

ヒント: プラットフォームは、電力がアクセラレータカード上でサイクルしていても、ロードし続けます。

xbmgmt partition --scan コマンドは、プラットフォームシェルがロードされたかどうかをレポートします。

表 1. xbmgmt partition のサブコマンド
サブコマンド	説明
`--scan`	FPGA 上で実行され、システムにインストールされているベースおよびシェルパーティションをスキャンして表示します。
`--program`	このコマンドは、シェルパーティションの名前を指定してプログラムするために使用します。指定された interface-uuid からシェルをプログラムするオプションもサポートされます。

scan

--scan サブコマンドは、各カードのフラッシュメモリにインストールされているパーティションと、ホストシステムにインストールされているフラッシュメモリに書き込み可能なパーティションの詳細を返します。SC バージョン、BDF、シリアル番号、MAC アドレスなどの追加情報も返します。

コマンドライン構文は次のとおりです。

xbmgmt partition -–scan

次は、そのコマンドの出力例です。

Card [0000:d8:00.0]
    Partitions running on FPGA:
        xilinx_u200_gen3x16_base_1
            logic-uuid:
            8892e9a0478feaa2699f5df1f696470d
            interface-uuid:
            1641962866f4b5e579cec90a6bdabcbf
    Partitions installed in system:
        xilinx_u200_gen3x16_xdma_shell_1_1
            logic-uuid:
            a21db155d2fbd60ccc95eea0ea8144e1
            interface-uuid:
            9437e0f859a4d9bd9e226d7edf5e6be8

パーティションがプログラムされている場合、出力は次の例のようになります。

alveo@alveo:~$ sudo /opt/xilinx/xrt/bin/xbmgmt partition --scan
Card [0000:65:00.0]
    Partitions running on FPGA:
        xilinx_u200_gen3x16_base_1
            logic-uuid:
            3d40702f37777396cc82e0df89bafde2
            interface-uuid:
            19f21ba41b9c38dffefc1ee68910b8bb
        xilinx_u200_gen3x16_xdma_shell_1_1
            logic-uuid:
            fd19b2fde5a10b8cb89e35b0be02f274
            interface-uuid:
            995b41d8c729d658d6700a027f412f78
    Partitions installed in system:
        xilinx_u200_gen3x16_xdma_shell_1_1
            logic-uuid:
            fd19b2fde5a10b8cb89e35b0be02f274
            interface-uuid:
            995b41d8c729d658d6700a027f412f78

program

--program サブコマンドを使用すると、指定したシェルパーティションをプログラムできます。

コマンドライン構文は次のとおりです。

xbmgmt partition --program --name name [--id interface-uuid] [--card bdf]

表 2. xbmgmt --program サブコマンドオプション
オプション	説明	必須
--name <name>	プログラムするシェルパーティションの名前を指定します。プログラマブルパーティションの名前を表示するには、`xbmgmt partition --scan` を使用します。	○
`--id`	`--id` サブオプションでは、パーティションの interface-uuid を指定します。フラッシュメモリに書き込み可能なパーティションの ID を取得するには、`xbmgmt partition --scan` を使用します。	×
`--card <bdf>`	プログラムするアクセラレータカードを Bus:Device:Function (BDF) タグで指定します。カードの BDF を取得するには、`xbmgmt partition --scan` を使用します。 BDF がみつからない場合は、次のメッセージが表示されます (<bdf> は入力した BDF)。 `ERROR: No mgmt PF found for <bdf>`	×