2020.1 の Vitis™ コンパイラ (v++) には、新しいパッケージ段階が追加されています。
2019.2 では、v++ には次の 2 段階がありました。
- アクセラレーション カーネルをコンパイルする
-c
または--compile
- アクセラレーション カーネルとプラットフォーム ロジックをリンクする
-l
または--link
2020.1 リリースには、-p
または --package
が追加されています。V++ --package
コマンドは、boot.bin と sd_card イメージ ファイルの両方を生成します。
--package
コマンドでは、initramfs と Ext4 rootfs イメージがサポートされています。
Vitis IDE では、パッケージ段階はビルド プロセス中に自動的に呼び出されます。.sprj ファイルをダブルクリックして開くシステム プロジェクトの詳細ページで、追加のパッケージ オプションを追加できます。パッケージ ファイル、コマンド コンフィギュレーション ファイル、および出力ファイルは、Emulation-SW、Emulation-HW、または Hardware ディレクトリの package ディレクトリに保存されます。
コマンド ライン モードでは、パッケージ オプションを v++ のオプションとして、またはコンフィギュレーション ファイルで指定できます。v++
--package
オプションの詳細は、Vitis コンパイラ コマンド を参照するか、v++ -help
コマンドを実行してください。ザイリンクス Vitis Accel Examples GitHub リポジトリも参照してください。