設計手法の概要 - 2020.2 Japanese

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: アプリケーション アクセラレーション開発 (UG1393)

Document ID
UG1393
Release Date
2021-03-22
Version
2020.2 Japanese

この設計手法には、主に 2 つの段階があります。

  1. アプリケーションの設計
  2. C/C++ カーネルの開発

最初の段階では、どのソフトウェア関数をデバイス カーネルにマップするか、どれくらい並列処理が必要か、どのように転送するかなど、アプリケーション アーキテクチャに関する重要事項を決定します。

第 2 段階では、カーネルをインプリメントします。この段階では主に、パフォーマンス目標を達成できるようにソース コードを構築し、必要なコンパイラ プラグマを指定します。

図 1. 設計手法の概要

パフォーマンス最適化は、反復作業です。アクセラレーションしたアプリケーションの最初のバージョンでは、最適な結果は得られないことがほとんどです。このガイドで説明する設計手法では、パフォーマンス解析を繰り返し、インプリメンテーションのあらゆる点に変更を加えていきます。