Nested Dynamic Function eXchange - 2020.2 Japanese

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: Dynamic Function eXchange (UG909)

Document ID
UG909
Release Date
2021-02-08
Version
2020.2 Japanese

Nested Dynamic Function eXchange (Nested DFX) とは、ダイナミック領域内に 1 つまたは複数のダイナミック領域を配置することで、デバイスを分割することにより、より粒度の細かいリコンフィギュレーションを可能にします。この機能を使用すると、RP をそれぞれをパーシャル リコンフィギュレーション可能な小さな領域に分割できます。これにより柔軟性が向上し、さまざまなサイズ、形、リソース セットの RM をオンザフライで入れ替えることが可能となります。たとえば、データセンター アプリケーションでデバイスの 1 つ領域に 1 つの大きな RM をロードしたり、同じ領域に 2 つの個別の関数をロードしたりできます。これらの 2 つの関数は、必要に応じて各自リコンフィギュレーションできるので、シリコン リソースをより効率的に使用できるようになります。

デバイスを分割するレベルに正式な制限はありませんが、分割レベルが多くなるほど、配置配線が困難になっていきます。また、レベルが複雑になるほど、パーシャル ビットストリームの管理も複雑になります。実際には、最大規模のデバイス用のデザインでも、リコンフィギュレーションのレベルは 3 を超えないようにします。

このリリースでは、Nested DFX は Zynq UltraScale+ MPSoC、RFSoC デバイスを含む UltraScale および UltraScale+ ターゲットで使用可能です。Versal では、今後のリリースで、このファミリに基本的な Dynamic Function eXchange (DFX) サポートが追加されてからサポートされる予定です。7 シリーズ デバイスでは Nested DFX がサポートされる予定はありません。このリリースでサポートされるのは、Tcl ベースの非プロジェクト フローのみです。IP インテグレーターなどのプロジェクトは、今後のリリースでのサポートを検討中です。