Zynq-7000 PS(a9) は qemu-system-aarch64 QEMU バイナリによってエミュレートされます。PS の一般的なコマンド ライン オプションのほとんどは、qemu_args.txt に記述されています。
| オプション名 | 値 | 説明 | コンフィギュレーションのソース | 情報の抽出方法 |
|---|---|---|---|---|
| -M | arm-generic-fdt-7series | 作成する QEMU マシンを示します。arm-generic-fdt-7series は、QEMU にマシン生成のために dtb の解析を指示し、-hw-dtb
user.dtb で渡します。 |
スタティック | Zynq デバイス用にハード コード |
| -serial | -serial /dev/null -serial mon:stdio | シリアルポートを指定された char dev (stdio、tcp port、file など) にリダイレクトします。 | Zynq IP の UART コンフィギュレーションに基づきます。 |
Zynq には UART が 2 つあります。 UART0 をイネーブルにする場合:
次に UART1 のみをイネーブルにする場合:
次に |
| -device | loader,addr=0xf8000008,data=0xDF0D,data-len=4 -device loader,addr=0xf8000140,data=0x00500801,data-len=4 -device loader,addr=0xf800012c,data=0x1ed044d,data-len=4 -device loader,addr=0xf8000108,data=0x0001e008,data-len=4 -device loader,addr=0xF800025C,data=0x00000005,data-len=4 -device loader,addr=0xF8000240,data=0x00000000,data-len=4 | レジスタが SLCR ブロックに書き込んで、PLL および CLK_CTRL レジスタを設定 (Linux では必須)。 | スタティック | Zynq デバイス用にハード コード |
| -boot | mode=5 | ブート モード 5 は SD ブート用です。 |
v++ -p
|
|
| -kernel | <u-boot.elf> | ブートアップ中にロードするゲスト ソフトウェア。 | スタティック | <u-boot.elf> はターゲット プラットフォームからの u-boot.elf の絶対パスに置換されます。 |
| -machine | linux=on | QEMU 自体を Linux イメージのローダーにします。 | スタティック | Zynq デバイス用にハード コード |