V++ コンパイラおよびリンカーの設定 - 2021.1 Japanese

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: アプリケーション アクセラレーション開発 (UG1393)

Document ID
UG1393
Release Date
2022-03-29
Version
2021.1 Japanese
図 1. V++ コンパイラ設定

V++ Compiler Settings ダイアログ ボックスは、ハードウェア カーネル プロジェクトの Build Configuration Settings ダイアログ ボックスから開くことができます。V++ Kernel Compiler では、コンパイル中に使用される v++ コマンドと、カーネル コンパイル プロセスのために v++ を呼び出す際に渡す必要のあるその他のオプションを設定します。v++ コマンド オプションには、シンボル、インクルード パス、またはその他の有効なオプションがあります。

Symbols
Vitis コンパイラの下の Symbols をクリックし、v++ コマンドに –D オプションを付けて渡すシンボルを定義します。
Includes
インクルード パスを Vitis コンパイラに追加するには、Includes をクリックし、Add ボタン () をクリックします。
Miscellaneous
標準 C/C++ ツールチェーンに含まれない Vitis コンパイラおよびリンカー オプションなどの Vitis 特有の設定は、Miscellaneous セクションにフラグとして追加できます。使用可能なコンパイラ オプションの詳細は、Vitis コンパイラ コマンド を参照してください。
図 2. V++ リンカー設定

V++ Linker Settings ダイアログ ボックスは、hw_link プロジェクトの Build Configuration Settings ダイアログ ボックスから開くことができます。V++ Linker Settings には、リンク中に使用される v++ コマンドと、カーネル リンク プロセスのために v++ コマンドを呼び出したときに渡すその他のオプションが表示されます。

Vitis コンパイラに渡す必要のあるその他のオプションは、Miscellaneous セクションでオプションとして追加できます。リンク プロセスに使用可能なオプションの詳細は、Vitis コンパイラ コマンド を参照してください。