Vitis アナライザーの設定 - 2021.1 Japanese

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: アプリケーション アクセラレーション開発 (UG1393)

Document ID
UG1393
Release Date
2022-03-29
Version
2021.1 Japanese

Tools > Settings をクリックすると、次のような Vitis Analyzer Settings ダイアログ ボックスが開きます。

図 1. [Settings] ダイアログ ボックス

General は、次のように設定できます。

Default Directory
Vitis™ アナライザーが開いたときに使用されるデフォルト ディレクトリを指定します。
Recent
Vitis アナライザーを開き直すと、ワークスペースが復元されるようにし、File > Open Recent コマンドで表示するエントリ数を指定します。
Report Tabs
メインの [Reports] ウィンドウで開くことのできるレポートおよびビューの数を定義します。
[Display] 設定では、次の表示機能を設定できます。
Scaling
表示のフォント スケーリングを設定し、高解像度のモニターで見やすくします。[OS font scaling] に設定すると、ユーザーの主な OS で設定されている値が使用されます。[User-defined scaling] に設定すると、Vitis アナライザー特有の値を使用できます。
Spacing
Vitis IDE で使用されるスペースを設定します。[Comfortable] がデフォルト設定です。[Compact] にすると、より小さなスペースにより多くのエレメントがフィットするように間隔が狭められます。
[Reports] セクションでは、Compile SummaryLink SummaryRun Summary、または Binary Container レポートを開いたときに、指定したレポートも開くように Vitis アナライザーを設定します。
Compile Summary
[Report Navigator] ビューにリストし、Compile Summary で開くレポートを選択します。
Link Summary
Link Summary でリストして開くレポートを選択します。
Run Summary
Run Summary でリストして開くレポートを選択します。また、アプリケーションの実行中にダイナミックに更新されるレポートを選択します。連続トレースの取り込み に示すように、連続トレース データが取り込まれると、Application Timeline および Timeline Trace レポートの両方が自動的にリロードされます。これにより、実行中のアプリケーションから取り込まれたトレースデータを Vitis アナライザーで確認できます。
Binary Container
Binary Container でリストして開くレポートを選択します。
AI Engine Compile Summary
AI Engine Compile Summary でリストして開くレポートを選択します。
AI Engine Run Summary
AI Engine Run Summary でリストして開くレポートを選択します。

Window Behavior では、次を設定できます。

Warnings
Vitis アナライザーを閉じる際に警告メッセージを表示します。
Alerts
サポートされていない OS でツールを実行すると、アラートを表示します。

ツールを設定したら、OKApply、または Cancel をクリックします。Restore コマンドを使用すると、ツールのデフォルト設定に戻すこともできます。

レイアウト

Vitis アナライザーでは、さまざまなレイアウトでレポートを表示し、レイアウトを保存して再利用することもできます。これにより、2 つのレポートを比較用に配置したり、1 つのレポートをもう 1 つのレポートと比較できます。メイン メニューの Layout メニューを使用すると、既存のレイアウトを切り替えたり、Save Layout As コマンドを使用してカスタム レポート レイアウトを保存したりできます。Reset Layout で保存した設定に戻したり、Remove Layout で保存したレイアウトを削除することもできます。