Vitis Analyzer Settings ダイアログ ボックスが開きます。
をクリックすると、次のような図 1. [Settings] ダイアログ ボックス
General は、次のように設定できます。
- Default Directory
- Vitis™ アナライザーが開いたときに使用されるデフォルト ディレクトリを指定します。
- Recent
- Vitis アナライザーを開き直すと、ワークスペースが復元されるようにし、 コマンドで表示するエントリ数を指定します。
- Report Tabs
- メインの [Reports] ウィンドウで開くことのできるレポートおよびビューの数を定義します。
[Display] 設定では、次の表示機能を設定できます。
- Scaling
- 表示のフォント スケーリングを設定し、高解像度のモニターで見やすくします。[OS font scaling] に設定すると、ユーザーの主な OS で設定されている値が使用されます。[User-defined scaling] に設定すると、Vitis アナライザー特有の値を使用できます。
- Spacing
- Vitis IDE で使用されるスペースを設定します。[Comfortable] がデフォルト設定です。[Compact] にすると、より小さなスペースにより多くのエレメントがフィットするように間隔が狭められます。
[Reports] セクションでは、Compile
Summary、Link Summary、Run Summary、または Binary
Container レポートを開いたときに、指定したレポートも開くように Vitis アナライザーを設定します。
- Compile Summary
- [Report Navigator] ビューにリストし、Compile Summary で開くレポートを選択します。
- Link Summary
- Link Summary でリストして開くレポートを選択します。
- Run Summary
- Run Summary でリストして開くレポートを選択します。また、アプリケーションの実行中にダイナミックに更新されるレポートを選択します。連続トレースの取り込み に示すように、連続トレース データが取り込まれると、Application Timeline および Timeline Trace レポートの両方が自動的にリロードされます。これにより、実行中のアプリケーションから取り込まれたトレースデータを Vitis アナライザーで確認できます。
- Binary Container
- Binary Container でリストして開くレポートを選択します。
- AI Engine Compile Summary
- AI Engine Compile Summary でリストして開くレポートを選択します。
- AI Engine Run Summary
- AI Engine Run Summary でリストして開くレポートを選択します。
Window Behavior では、次を設定できます。
- Warnings
- Vitis アナライザーを閉じる際に警告メッセージを表示します。
- Alerts
- サポートされていない OS でツールを実行すると、アラートを表示します。
ツールを設定したら、OK、Apply、または Cancel をクリックします。Restore コマンドを使用すると、ツールのデフォルト設定に戻すこともできます。
レイアウト
Vitis アナライザーでは、さまざまなレイアウトでレポートを表示し、レイアウトを保存して再利用することもできます。これにより、2 つのレポートを比較用に配置したり、1 つのレポートをもう 1 つのレポートと比較できます。メイン メニューの Layout メニューを使用すると、既存のレイアウトを切り替えたり、Save Layout As コマンドを使用してカスタム レポート レイアウトを保存したりできます。Reset Layout で保存した設定に戻したり、Remove Layout で保存したレイアウトを削除することもできます。