この資料では、 Kria™ K26 システム オン モジュール (SOM) に基づく Power Design Manager (PDM) の使用方法について説明します。PDM を使用すると、アプリケーションに基づいて、K26 SOM のメインの 5V 電源および 6 つの VCCO PL I/O バンク電源の完全な消費電力要件を見積もることができます。現在のリリースの PDM 2020.2.2 は、Kria K26 プロダクション SOM K26C および K26I (コマーシャルおよびインダストリアル グレード) のみをサポートします。KV260 Vision AI スターター キットのサポートは、PDM の今後のリリースで予定されています。
PDM のテクニカル サポートについては、ザイリンクス サポートを参照してください。その他の Kria SOM リソースについては、こちらを参照してください。
さまざまなプラットフォームの消費電力解析に関するその他の資料は、次のとおりです。
- 『Kria K26 SOM データシート』 (DS987: 英語版、日本語版).
- Power Design Manager を使用して K26 SOM リソースの使用率とトグル レートに基づいて消費電力を見積もる場合、これらの入力をモデル化する方法の詳細は、 『Xilinx Power Estimator ユーザー ガイド』 (UG440) を参照してください。
- インプリメント済みデザインの消費電力を見積もる
Vivado®
の消費電力レポートを使用する場合は、
『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: 消費電力解析および最適化』 (UG907) を参照してください。注記: Vivado の消費電力レポートは、 Zynq® UltraScale+™ MPSoC デバイスの消費電力のみをレポートし、PDM で見積もられたボード レベルの消費電力とは異なります。