Vitis IDE の理解 - 2021.2 Japanese

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: アプリケーション アクセラレーション開発 (UG1393)

Document ID
UG1393
Release Date
2022-03-29
Version
2021.2 Japanese

Vitis IDE でプロジェクトを開くと、ワークスペースにビューおよびエディターが特定の配置 (Eclipse ベースの IDE ではパースペクティブと呼ばれる) で表示されます。次の図に示す [Design] パースペクティブが開きます。

図 1. Vitis IDE - デフォルト パースペクティブ

デフォルト パースペクティブには、次のビューおよびエディターが含まれます。

Explorer ビュー
プロジェクト フォルダーおよびソース ファイル、ビルド ファイル、ツールで生成されるレポートをツリー ビューで表示します。この表示を使用して、プロジェクト ファイル階層を確認します。
Assistant ビュー
ワークスペースのプロジェクトおよびプロジェクトのビルドと実行設定を表示して管理できます。さまざまなプロジェクト設定および異なる設定のレポートを管理できます。この表示からは、Vitis アナライザーの使用 に示すように、Vitis IDE アプリケーション プロジェクトをビルドして実行し、Vitis アナライザーを起動して、レポートおよびパフォーマンス データを確認できます。
[Project Editor] ビュー
現在のプロジェクト、ターゲット プラットフォーム、アクティブなビルド コンフィギュレーション、および指定したハードウェア関数を表示して、プロジェクト設定を直接編集できます。
Console ビュー
コマンド コンソール、デザインのガイダンス、プロジェクト プロパティ、ログ、ターミナル ビューなどの複数のビューを表示します。

Vitis IDE には、[Vitis IDE] パースペクティブ、Debug パースペクティブ、および Performance Analysis パースペクティブなどの定義済みのパースペクティブが複数含まれます。パースペクティブ間は、Vitis IDE 右上でパースペクティブ名をクリックするとすばやく切り替えることができます。

ビューは IDE 内でドラッグ アンド ドロップして並べ替えることができます。この並べ替えたビューは現在のパースペクティブで保存されます。ウィンドウは、その View タブの Close (X) ボタンをクリックすると閉じることができます。新しいウィンドウは、Window > Show View をクリックしてビューを選択すると開きます。

ビューのデフォルトの配置を復元するには、Window > Reset Perspective をクリックしてそのパースペクティブをアクティブにします。

別のパースペクティブを開くには、Window > Open Perspective をクリックします。