ハードウェア エミュレーションでは、多くのモデルが SystemC トランザクション レベル モデリング (TLM) を使用します。この場合、モデル間のインタラクションを RTL 波形として表示することはできません。ただし、Vivado シミュレータ (xsim) にはトランザクション レベルビューアーがあります。標準プラットフォームの場合、RTL 信号の追加方法と同じような方法を使用して、これらのインターフェイス オブジェクトを波形ビューに追加できます。たとえば、波形に AXI インターフェイスを追加するには、
xsim
で次の Tcl コマンドを使用します。add_wave <HDL_objects>
add_wave
コマンドを使用すると、HDL オブジェクトへの絶対パスまたは相対パスを指定できます。TLM 波形の解釈方法および GUI でのインターフェイスの追加方法については、
『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: ロジック シミュレーション』 (UG900) を参照してください。