ザイリンクス ボード ユーティリティ (xbutil
) は、ザイリンクス ランタイム (XRT) のインストール パッケージに含まれるスタンドアロンのコマンド ライン ユーティリティです。xbutil
コマンドの詳細は、https://xilinx.github.io/XRT/2021.2/html/xbutil.html を参照してofさい。
xbutil
ユーティリティには、インストール済みのアクセラレータ カードの検証および特定、およびカードのメモリ、ホスト インターフェイス、ターゲット プラットフォーム名、システム情報などのカードの詳細を表示する複数のコマンドが含まれます。この情報は、カードの管理およびアプリケーションのデバッグに使用できます。アクセラレータ カードはユーザー機能と管理機能に分割されており、異なるカード アクセス レベルを提供します。ユーザー機能はユーザーがアプリケーションを読み込んで実行できるようにし、管理機能はシステム管理者がカードを管理できるようにします。xbutil
ユーティリティは、ユーザー機能の操作に使用します。xbmgmt
ユーティリティは、管理機能の操作に使用し、実行にはルート権限が必要です。機能アクセスを 2 つのユーティリティに分割しているのは、ツールの管理機能にセキュリティを提供するためです。
help
コマンドを使用すると、使用可能な xbutil
コマンドおよびオプションを表示できます。xbutil --help
次のスクリプトを使用して、XRT インストールの一部として xbutil
コマンドを設定します。
- csh シェル:
$ source /opt/xilinx/xrt/setup.csh
- bash シェル:
$ source /opt/xilinx/xrt/setup.sh