デフォルトでは、Vitis HLS でホスト アプリケーションで同期が制御されたカーネルが生成されます。ホストでカーネルの開始と終了が制御および監視されます。カーネルの自動再起動は、ホスト アプリケーションが一度起動した後も継続して実行できます。リセットして再起動するまで実行できます。また、ホストが明示的に複数回呼び出すことなく、事前に定義した回数のイテレーションを実行するようにプログラムすることもできます。
自動再起動カーネルの主な利点は、ホスト アプリケーションと頻繁にやり取りしたり、ソフトウェア制御することせずに、データ駆動カーネルとして半自立的に動作することです。ただし、非同期、ノンブロッキング、安全な方法でホスト アプリケーションとデータを交換する機能である半同期も提供します。これらのカーネルは、ap_ctrl_chain ブロック プロトコルの auto_restart 信号、および mailbox 機能を使用します (カーネルの自動再起動 を参照)。