反復ワークフロー (AIE コードをインクリメンタルに変更し、ハードウェア イメージを再生成) では、新しい libadf.a を生成するためグラフが再コンパイルされることがあります。その場合でも、実際の AIE シム ソリューションは前の反復と同じであることがあります。makefile により生成された AIE シム ソリューションの変更が検出され、aiesoldiff というファイルのタイムスタンプが更新されます。このタイムスタンプは、プラットフォームを再生成する必要があるかどうかを判断するために使用されます。AIE シム ソリューションが異なる場合、platform ターゲットのほかの依存関係が変更されていなければ、プラットフォームは再ビルドされません。
たとえば、AI Engine カーネル インターフェイスのデータ型やカーネルの機能を変更しようとすると、グラフのみが再コンパイルされて新しい libadf.a が生成されます。ただし、カーネル インターフェイスのポート数を変更したり、ポートの PLIO 幅を変更したりすると、AIE シム ソリューションが変更され、プラットフォームが再ビルドされます。