Complex to Real-Imag - 2021.2 日本語

Vitis Model Composer ユーザー ガイド (UG1483)

Document ID
UG1483
Release Date
2021-10-22
Version
2021.2 日本語
入力の実数部および虚数部を計算します。

ライブラリ

Math Functions / Math Operations

説明

Complex to Real-Imag ブロックは、任意の有効なデータ型の複素数または実数信号を入力として取り込み、入力信号の実数部および虚数部を出力します。出力は、ブロック入力と同じデータ型の実数値の信号になります。入力には、スカラー、ベクター、または行列を使用できます。出力の次元は入力の次元と同じになります。

データ型サポート

入力ポートに使用できるデータ型は、次のとおりです。

  • 任意の有効なデータ型の実数または複素数入力がサポートされます。出力は、ブロック入力と同じデータ型の実数値の信号になります。
  • 入力には、スカラー、ベクター、または行列を使用できます。出力の次元は入力の次元と同じになります。

パラメーター

Output

ブロックで生成される出力のタイプを指定します。

Output パラメーターの設定は、次のとおりです。

表 1. [Output] パラメーター
設定 説明
Real and imag 入力信号の実数部および虚数部が、それぞれ Re および Im として出力されます。
Real 入力信号の実数部を Re 出力として出力します。
Imag 入力信号の虚数部が Im 出力として出力されます。入力が実数の場合、Im 出力は 0 になります。