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AI エンジン/DSP
説明
このブロックは、AI エンジンをターゲットとする FIR 分数非対称補間フィルターをインプリメントします。
パラメーター
- [Main]
-
- [Input data type]/[Output data type]
- フィルター関数への入力およびフィルター関数からの出力の個々のデータ サンプルのデータ型を指定します。有効なデータ型は int16、cint16、int32、cint32、float、または cfloat です。
- [Filter coefficients data type]
- フィルター タップの個々の係数のデータ型を指定します。有効なデータ型は int16、cint16、int32、cint32、float、または cfloat であり、次のルールも満たす必要もあります。
- 複素数型は、[Input data type]/[Output data type] も複素数型の場合にのみサポートされます。
- 32 ビット型は、[Input data type]/[Output data type] も 32 ビット型の場合にのみサポートされます。
- [Input data type]/[Output data type] が整数型の場合、[Filter coefficients data type] も整数型にする必要があります。
- [Input data type]/[Output data type] が浮動小数点型の場合、[Filter coefficients data type] も浮動小数点型にする必要があります。
- [Specify filter coefficients via input port]
- このオプションを有効にすると、入力ポートから再読み込み可能なフィルター係数を指定できるようになります。
- [Filter coefficients]
- このフィールドは、非対称フィルター係数を使用して指定する必要があり、有効な値は 4 ~ 240 です。
- [Interpolation factor]
- フィルターの補間係数を符号なし整数で指定します。有効な値は 3 ~ 16 です。
- [Decimation factor]
- フィルターの間引き係数を指定する符号なし整数です。有効な値は 2 ~ 16 です。[Decimation factor] は、[Interpolation factor] よりも小さくし、[Interpolation factor] で割り切れないようにする必要があります。
- [Input window size (Number of samples)]
- フィルター関数への入力として使用するサンプルの数を指定します。出力ウィンドウの値の数は、入力ウィンドウ サイズ × 補間係数/間引き係数です。この場合、結果は出力サンプル数の分数になるので、丸められます。
- [Scale output down by 2^]
- 出力の前に FIR 項の累算に適用される 2 のべき乗のシフト ダウンを指定します。有効な値は 0 ~ 61 です。
- [Rounding mode]
- 処理のシフト ダウン段階で適用する丸めを選択します。丸めオプションは次のとおりです。
- Floor (truncate)
- Ceiling
- Round to positive infinity
- Round to negative infinity
- Round symmetrical to infinity
- Round symmetrical to zero
- Round convergent to even
- Round convergent to odd
モード 2 ~ 7 では、最も近い整数に丸められます。これらの違いは、0.5 の値の丸め方法のみです。
- [Advanced]
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- [Number of cascade stages]
- 関数を分割するカーネル数を指定します。カスケード段数が多いほど、リソースは多くなりますが、スループットが大きくなります。有効な値は 1 ~ 9 です。