手順 1: 出力のデータ型の設定
出力のデータ型は、コンシューマー AI エンジン ブロックが受信するデータ型に設定する必要があります。PLIO に設定するサイズは、HDL to AIE ブロックへの入力ビット幅と同じにし、HDL to AIE ブロックの出力のデータ型は、コンシューマー AIE ブロックの入力のデータ型と同じにする必要があります。図 1 を参照してください。
HDL to AIE ブロックでサポートされる出力のデータ型と対応する入力のデータ型のリストを取得するには、HDL to AIE を参照してください。
次の表に、HDL to AIE ブロックでサポートされる出力のデータ型と、それに対応するブロックへの入力のデータ型を示します。
手順 2: 出力のフレーム サイズの設定
コンシューマー AIE ブロックのウィンドウ入力サイズが P であるか、ブロックを解除するために P 個のサンプルを読み出す必要があるストリーム入力があるとします (例: readincr_v4
のブロックを解除するには 4 つの入力サンプルが必要)。出力フレームごとのサンプル数を P に設定します。
手順 3: 出力サンプル時間の設定
出力サンプル時間を次の値に設定します。
手順 4: Tready サンプル時間の設定
Tready サンプル時間は、HDL デザインのサンプル時間と同じにする必要があります。
次の図に、HDL to AIE ブロックを AIE Kernel ブロックに入力ウィンドウを使用して接続する例を示します。同じ色のボックスの値は同じです。PLIO ブロックがない場合、PLIO 幅は HDL to AIE ブロックから出力される信号のビット幅または 32 の大きい方に設定されます。
図 1. HDL to AIE と AIE Kernel の接続