HLS Kernel をブロックとして Model Composer にインポートするには、AI エンジン ライブラリから選択します。
図 1. HLS Kernel
ブロック シンボルをダブルクリックすると、次の図に示すように、HLS Kernel ブロックのパラメーターが表示されます。
図 2. HLS Kernel のパラメーター
HLS Kernel をブロックとしてインポートするには、ブロック マスク パラメーターをアップデートする必要があります。次の表に、各パラメーターの説明を示します。
| パラメーター名 | パラメーターのデータ型 | 必要性 | 説明 |
|---|---|---|---|
| [Kernel header file] | 文字列 | 必須 | 関数宣言を含む HLS Kernel ヘッダー ファイルの名前。ファイル名のみ、ファイルへの相対パス、またはファイルへの絶対パスを指定できます。Browse ボタンをクリックしてファイルを選択します。 ヘッダー ファイル パスの指定に環境変数を使用すると、エラーが返されます。 |
| [Kernel function] | 文字列 | 必須 | HLS Kernel ブロックを作成する C/C++ で記述されたカーネル関数の名前。 |
| [Kernel source file] | 文字列 | 必須 | カーネル関数インプリメンテーション (定義) を含むソース ファイルの名前。ファイル名のみ、ファイルへの相対パス、またはファイルへの絶対パスを指定できます。 ソース ファイル パスの指定に環境変数を使用すると、エラーが返されます。 MATLAB の現在のフォルダーからソース ファイル (.cc、.hpp) の検索パスを指定します。 |
| [Kernel search paths] | 文字列のベクター | オプション |
Kernel header file または Kernel source file に指定された値を使用してカーネル ヘッダー ファイルまたはカーネル ソース ファイルが見つからない場合は、Kernel search
paths に指定されているパスでファイルが検索されます。このパラメーターを使用すると、カーネル ヘッダー ファイルおよびカーネル ソース ファイルへのパスを指定すると同時に、環境変数を使用できます。環境変数は、 |
| [Preprocessor options] | オプション | ダウンストリームのコンパイルを特定のプリプロセッサ オプションを使用して実行する場合にプリプロセッサ引数を指定します。 使用可能な形式は |
インポートすると、[Function] タブが表示されます。次の図に示すように、HLS Kernel の定義とポートをすばやく確認できます。
図 3. カーネルの定義およびポート
