Model Composer Hub ブロックで Generate Hardware Image をオンにして Generate and Run ボタンをクリックすると、特に BOOT.BIN が初めてビルドされる場合に、プロセスに時間がかかることがあります。これにより、特定の MATLAB セッションがほかの作業に使用できなくなる場合があります。この場合、MATLAB セッションがほかの作業に使用できるように、MATLAB 外で BOOT.BIN を生成するの方がよいことがあります。
MATLAB セッション外で BOOT.BIN を生成するには、次の手順に従います。
- Model Composer Hub ブロックで Generate Hardware
Image をオンにせずにコードを生成します。これは次を意味します。
- デザインに HDL ブロックが含まれている場合は、System Generator トークン ブロックからネットリストを生成します。
- AIE および HLS ブロックのコードは、Model Composer Hub ブロックから生成します。[Hardware] タブで有効なプラットフォームを指定し、[Target] に AI Engines を選択します。[Code Generation] タブで Create testbench をオンにします。Generate Hardware Image はオンにしないでください。
- Linux ターミナルを開き、
$XILINX_VITIS
環境変数が設定されていることを確認します。注記: <Model Composer Install directory>/Model_Composer/<Version>/settings64.sh から settings64.sh スクリプトを source コマンドを使用して読み込み、XILINX_VITIS 環境変数を設定します。cshell
の場合は、settings64.csh ファイルを読み込みます。 - cd コマンドを使用して <code-generation-directory>/run_hw ディレクトリに移動します。
- Linux ターミナルから
./run_hw.sh
を実行します。