xlAddTerms - 2021.2 日本語

xlAddTerms は、任意のソース ブロックを使用して入力ポートを終端できます (SourceWith フィールドを参照)。ソース ブロックのパラメーターを指定するには、optionStruct の Source フィールドを使用して、パラメーターをサブフィールドとして渡します。Source フィールドを指定すると、xlAddTerms によりソース ブロック上で一連の set_params が実行されます。ソース ブロックのタイプを変更することが可能なので、ここでのパラメーターが使用中のソース ブロックに関連するものであることを確認してください。

たとえば、Simulink の定数ブロックをソース ブロックとして使用する場合、ブロックの値を 10 に設定するには、次のように入力します。

Source.value = '10'

HDL の定数ブロックをソース ブロックとして使用する場合、定数ブロックの値を 10、データ型を UFIX_32_0 に設定するには、次のように入力します。

Source.const = '10'; 
Source.arith_type='Unsigned'; 
Source.bin_pt=0; 
Source.n_bits=32;

SourceWith フィールドは、ソース ブロックを指定します。デフォルトでは定数ブロックを使用します。SourceWith には、指定する必要のある 2 つのサブフィールドがあります。

SourceWithBlock: 使用するブロックへの完全パスとその名前を指定する文字列 (例: built-in/Constant または xbsIndex_r3/AddSub)。

SourceWithPort: 接続に使用するポート番号を指定する文字列。1 または 3 のように指定します。たとえば 1 を指定すると、接続にポート 1 が使用されます。

TermWith フィールドは、ターミネーター ブロックを指定します。デフォルトでは、Simulink ターミネーター ブロックが使用されます。TermWith には、指定する必要のある 2 つのサブフィールドがあります。

TermWithBlock: 使用するブロックへの完全パスとその名前を指定する文字列 (例: built-in/Terminator または xbsIndex_r3/AddSub)。

TermWithPort:

接続に使用するポート番号を指定する文字列です。1 または 3 のように指定します。

たとえば 1 を指定すると、接続にポート 1 が使用されます。

Gateway In を挿入する場合、Source や Term と同様に、そのパラメーターをこのフィールドを使用して設定できます。

次に例を示します。

GatewayIn.arith_type='Unsigned'; 
GatewayIn.n_bits='32' 
GatewayIn.bin_pt='0' 

Gateway In を ufix_32_0 を出力するよう設定します。

Gateway Out を挿入する場合、Source や Term と同様に、そのパラメーターをこのフィールドを使用して設定できます。

次に例を示します。

GatewayOut.arith_type='Unsigned'; 
GatewayOut.n_bits='32' 
Gatewayout.bin_pt='0' 

Gateway Out を ufix_32_0 の入力を受信するよう設定します。