Model Composer には、デザイン全体を
Simulink®
でシミュレーション中に、xmcImportFunction
コマンドでブロックとしてインポートした C/C++ コードをデバッグする機能があります。この場合、xmcImportFunctionSettings
コマンドを使用してデバッグ ツールを設定します。
この機能を使用すると、デバッグ情報を含めて C/C++ 関数を構築し、Simulink に読み込んでシミュレーションできます。読み込んだら、特定のインポート ブロックの C/C++ コードにステップインして、関数をデバッグします。デバッグ環境では、C/C++ コードにブレーク ポイントを設定してステップスルーし、中間結果を確認してシミュレーションで関数を検証します。Simulink のシミュレーション中に C/C++ コードをデバッグすると、自然なフローになります。Simulink で必要な入力スティミュラスを設定し、コードをステップスルーしてその効果を確認します。
Model Composer のデバッグ フローの手順は次のとおりです。
-
xmcImportFunctionSettings
コマンドを使用してデバッグ ツールを指定します。 - デバッグ ツールを起動します。
- インポートした関数にブレーク ポイントを追加します。
- MATLAB® プロセスにつなげます。
- Simulink シミュレーションを開始します。
- シミュレーション中にインポートした関数をデバッグします。