グラフ スタンプ ロケーション制約は、同じグラフに、AI エンジンで同じ形状に制約できるインスタンスが複数ある場合に使用できます。この制約を使用する主な利点は、次のとおりです。
- 同じグラフが複数回インスタンシエートされている場合、スループットが同じになります。配線が異なるので、スループットが完全には同一ではない場合がありますが、スタンプを使用すると、非常に近いものになります。
- AI エンジン コンパイラでデザイン全体ではなく参照グラフのみが処理されるので、実行時間は大幅に短縮されます。
デフォルトでは、Specify Graph Stamp はオフになっています。オンにすると、ドロップダウン リストからスタンプするグラフ (LHS) を選択できます。
注記: Xilinx Toolbox/AI Engine/DSP ライブラリ ブロックへの制約の適用はサポートされておらず、DSP ライブラリはドロップダウン リストに表示されません。
注記: AIE ブロックをコピーすると、元のブロックに適用されていた制約が正しくコピーされない場合があります。