次の表に、ハードウェア フローをイネーブルにしたときに、Model Composer での AI エンジン コード生成フローで生成されるディレクトリとファイルを説明します。この表に示すファイルとディレクトリの場所は、Model Composer Hub ブロックでコード生成用に指定した Target ディレクトリを基準にしています。
注記: ここでは、ハードウェア検証フローに特定のファイル/ディレクトのみを示します。<Target
directory>/ 内のさまざまなサブディレクトリについては、出力ディレクトリ を参照してください。
ファイル/ディレクトリ名 | ファイル | 説明 |
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src_pl_datamover/ | mm2s.cpp | PL DataMover IP で、AIE サブシステムへの入力データに対して自動的に推論されます。この IP は、外部 DDR メモリからの AXI メモリ マップド データを AI エンジン アレイ用の AXI4-Stream に変換します。 |
s2mm.cpp | PL DataMover IP で、AI エンジン サブシステムへの出力データに対して自動的に推論されます。この IP は、AI エンジン アレイからの AXI4-Stream を AXI メモリ マップド データに変換します。 | |
src_ps/ | main.cpp | PS 上で実行されるホスト アプリケーション。AI エンジンのデータフロー グラフをインスタンシエートして実行し、ハードウェアで実行した後の結果と比較するシミュレーション テスト データを供給します。 |
genPSMain.sh |
このスクリプトは、ホスト アプリケーション (main.cpp) から含まれる xmc_ps_main.h ヘッダー ファイルを生成します。xmc_ps_main.h は、次をリストします。
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hdl_xo/ | HdlKernelXOGen.tcl | Vivado に読み込む Tcl ファイル。デザインの HDL カーネルの XO ファイルを生成するのにし言おうされます。このファイルは、デザインに HDL ブロックが存在する場合にのみ生成されます。 |
run_hw/ | Makefile | デザインをハードウェアで実行する手順を指定する makefile。指定可能なターゲットは hw_emu または hw です。 |
run_hw.sh | makefile を実行する最上位スクリプト。デフォルトターゲットは hw です。 |
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prepData.sh | Model Composer で生成されたデータを run_hw ディレクトリ用に準備する前処理スクリプト。 | |
prepData.py | prepData.sh 内から呼び出される前処理スクリプト。入力テスト データと出力ゴールデン データ ファイルを、データ型に基づいてハードウェアに適した形式に変換し、ホスト アプリケーションに含まれる適切なヘッダー ファイルに変換します。 | |
HlsKernelXOGen.sh | モデルに存在する HLS カーネルをコンパイルして XO を生成するスクリプト。 | |
graph.mk | makefile から含まれ、AI エンジンのソースをリストします。 | |
hls.mk | makefile から含まれ、HLS ソースをリストします。 |