新しいモデルを作成するには、ライブラリ ブラウザーから Simulink Editor にブロックを追加します。この後、これらのブロックを信号ラインに接続し、ブロック間の関係を構築します。Simulink Editor では、スマート ガイドおよびスマート信号配線を使用して接続が管理され、構築中のモデルの表示が制御されます。モデルに階層を追加するには、ブロックおよび信号のグループを 1 つのブロック内のサブシステムとしてカプセル化します。Model Composer には、定義済みのブロックセットが含まれており、これらを組み合わせてアプリケーションの詳細なモデルを作成できます。
Simulink のスタート ページで Blank Model を選択して新しいモデルを開きます。
ヒント: Model Composer テンプレートが定義されている場合は、既存のテンプレートを開くこともできます。モデル テンプレートは、設定およびブロック コンフィギュレーションを再利用するための開始点として使用できます。テンプレートの詳細は、Simulink 資料の「モデルからのテンプレートの作成」を参照してください。
Simulink スタート ページの左側には、最近開いたモデルがリストされ、これらの 1 つを開くこともできます。
空のモデルを開いたら、ブロックを追加して、ブロック パラメーターを指定し、信号ラインを使用してブロック間を接続して、Model Composer モデルを作成します。
重要: HLS ライブラリでは、モデルに対して 1 サンプル時間しかサポートされず、複数のサンプル時間はサポートされません。すべての HLS ライブラリ ブロックに、モデルのソース ブロックからのサンプル時間が継承されます。詳細は、Simulink 資料の「サンプル時間とは」を参照してください。
モデルを保存するには、メイン メニューから Save As ダイアログ ボックスが開きます。フォルダーまたはディレクトリを指定し、File Name フィールドにモデルの名前を入力します。Save をクリックします。モデルが .slx という拡張子のファイルに保存されます。
をクリックします。HLS ライブラリに基づく Model Composer のサンプル モデルには、Help メニューから表示可能な Vitis Model Composer 資料の「Model Composer Examples」セクションからアクセスできるほか、MATLAB コマンド プロンプトから
xmcOpenExample
コマンドを入力してもアクセスできます。>> xmcOpenExample
このコマンドを実行すると、GitHub リポジトリから例をダウンロードするディレクトリを指定するウィンドウが開きます。