概要 - 2021.2 日本語

Vitis Model Composer ユーザー ガイド (UG1483)

Document ID
UG1483
Release Date
2021-10-22
Version
2021.2 日本語
Vitis Model Composer の AI エンジンのハードウェア検証フローは、ザイリンクス ハードウェア (Versal デバイス) 上で AI エンジン ベースのアプリケーションを検証するために使用します。Vitis Model Composer では、Simulink Library Browser でブロックを提供し、プログラマブル ロジック (PL) 用の HDL/HLS ブロックと AI エンジン アレイ用の AI エンジン ブロックを統合することにより、ザイリンクス デバイス用のアプリケーションの開発を容易にします。Vitis Model Composer を使用すると、PL および AI エンジンアレイをターゲットとした複雑なシステムを同時に作成できます。システム全体を Simulink でシミュレーションし、その後コード (PL 用の HDL および AI エンジンアレイ用の C++ グラフ) を生成できます。Vitis Model Composer には、Simulink モデル用の特定のプラットフォームをターゲットとするハードウェア イメージ (BOOT.BIN) を生成するオプションもあります。このハードウェア イメージをボード上で実行し、ハードウェアからの結果がシミュレーション出力と一致するかどうかを検証できます。
重要: Vitis Model Composer では、AI Engine ライブラリ空のブロックを HDL ライブラリからのブロックと統合できます。ただし、HLS C/C++ コードと統合するには、HLS ライブラリからのブロックではなく、HLS Kernel ブロックを使用してインポートする必要があります。