- Create and Package New IP ウィザードを開きます。 をクリックし、
- Create and Package New IP ウィザードの最初のページで Next をクリックします。
- Create Peripheral, Package IP or Package Block Design ページで Package a specified directory をオンにします。
- Next をクリックします。
-
Package a Specified
Directory ページで、次のオプションを設定します。
- Directory: <Extract_Dir>/lab_4/trunk/myip_v1_0
- Package as a library core をオフにします。
- Next をクリックします。
- Edit in IP Packager Project Name ページでディレクトリ設定をデフォルトのままにして Next をクリックします。
-
Finish をクリックします。
Vivado で IP プロジェクトが開き、Package IP ウィンドウが表示されます。
- [Package IP] ウィンドウの Identification ページで、IP 情報を次のようにアップデートします。
- Vendor
-
my_company
- Display name
-
My IP
- Description
-
UG1119 Tutorial Lab #4 – My IP
- Vendor display name
-
My Company
- Company url
-
<company_URL>
-
File Groups をクリックし、パッケージされた IP に含まれているファイルを確認します。
パッケージされた IP には、最上位ソース ファイル myip_top のみが含まれています。これは、選択した IP ディレクトリ <Extract_Dir>/lab_4/trunk/myip_v1_0 に含まれていたのはこのファイルのみだったからです。このファイルにより、
common_v1_0
IP がインスタンシエートされます。 -
Sources ウィンドウの Hierarchy ビューを確認すると、次の図に示すように common モジュールがありません。
この IP ソース ファイルは、Package IP ウィンドウで追加します。
-
File Groups ページで
Synthesis ファイル
グループを右クリックし、Add Sub-Core Reference
をクリックします。
-
Add Sub-Core Reference ダイアログ ボックスで、前の手順で作成した My Company Common
Library をクリックします。
-
OK をクリックします。
File Groups ページがアップデートされ、Synthesis ファイル グループの下にある Sub-Core Reference に共通ライブラリが表示されます。
IP をサブコア参照として追加すると、Vivado IDE でファイル生成中に、IP に関連付けられているファイルが親 IP にコピーされます。したがって、
myip_v1_0
が生成されると、common_v1_0 のファイルがほかの出力ファイルが生成され保存されているディレクトリにコピーされます。これで、ユーザー間で IP ファイルを共有できるようになります。
Synthesis ファイル グループに [Sub-Core Reference] が追加されたので、Simulation ファイル グループに対しても同じ手順を繰り返す必要があります。
- File Groups ページで Simulation ファイル グループを右クリックし、Add Sub-Core Reference をクリックします。
- Add Sub-Core Reference ダイアログ ボックスで My Company Common Library をクリックします。
-
OK をクリックします。
これで Sub-Core References が Synthesis および Simulation のファイル グループに追加されました。
common_v1_0 IP
からの必要なファイルが Synthesis および Simulation の両方でmyip_v1_0
に対し使用可能になっています。
- Review and Package をクリックし、IP の名前、ディレクトリ、およびルート ディレクトリを確認します。
-
Package IP をクリックし、サブコア参照の ID 情報をアップデートします。
これで
myip_v1_0
IP のパッケージが完了しました。プロンプトが表示されたら、edit_ip_project を閉じても大丈夫です。注記: Package IP ウィンドウでサブコア参照を追加すると、IP プロジェクトのステートに影響します。Sources ウィンドウの Hierarchy ビューには、サブコア参照内のモジュールがないと表示されます。この情報は、Package IP ウィンドウおよび component.xml 内にしか存在しません。サブコア参照ファイルを使用して IP を検証する必要がある場合は、IP カタログから IP プロジェクトでパッケージされた IP をもう一度開くと、関連付けられているサブコア参照ファイルを確認できます。