デザイン フローにおけるブート イメージの生成 - 2022.1 日本語

Versal ACAP デザイン ガイド (UG1273)

Document ID
UG1273
Release Date
2022-04-27
Version
2022.1 日本語

Versal ACAP PMC は、プログラマブル デバイス イメージ (PDI) と呼ばれる独自のブートおよびコンフィギュレーション ファイル形式を使用して、Versal ACAP をプログラムおよびコンフィギュレーションします。PDI には、Versal にロードされるヘッダー、PLM イメージ、およびデザイン データ イメージ パーティションが含まれます。その他、コンフィギュレーション データ、ELF ファイル、NoC レジスタ設定なども含まれます。PDI ファイルのフォーマットおよび生成の詳細は、 『Bootgen ユーザー ガイド』 (UG1283) を参照してください。

PDI の生成は、デザイン フローによって異なります。

ハードウェアのみのシステム用の従来デザイン フロー
write_device_image コマンドを実行します。詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: プログラムおよびデバッグ』 (UG908)このセクション を参照してください。
エンベデット システム向け従来デザイン フロー
Bootgen ツールを実行します。詳細は、 『Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: エンベデッド ソフトウェア開発』 (UG1400)このセクション を参照してください。
プラットフォーム ベース デザイン フロー
v++ --package コマンドを実行します。詳細は、 『Versal ACAP AI エンジン プログラム環境ユーザー ガイド』 (UG1076)このセクション を参照してください。
重要: Vivado ツールで PDI イメージを作成するには、デザインに CIPS IP が含まれている必要があります。純粋な RTL デザインの場合、Vivado IP カタログの CIPS IP にアクセスし、デフォルト コンフィギュレーションで CIPS IP をインスタンシエートすると、PDI イメージが作成できます。