Versal ACAP PMC は、プログラマブル デバイス イメージ (PDI) と呼ばれる独自のブートおよびコンフィギュレーション ファイル形式を使用して、Versal ACAP をプログラムおよびコンフィギュレーションします。PDI には、Versal にロードされるヘッダー、PLM イメージ、およびデザイン データ イメージ パーティションが含まれます。その他、コンフィギュレーション データ、ELF ファイル、NoC レジスタ設定なども含まれます。PDI ファイルのフォーマットおよび生成の詳細は、 『Bootgen ユーザー ガイド』 (UG1283) を参照してください。
PDI の生成は、デザイン フローによって異なります。
- ハードウェアのみのシステム用の従来デザイン フロー
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write_device_image
コマンドを実行します。詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: プログラムおよびデバッグ』 (UG908) の このセクション を参照してください。 - エンベデット システム向け従来デザイン フロー
- Bootgen ツールを実行します。詳細は、 『Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: エンベデッド ソフトウェア開発』 (UG1400) の このセクション を参照してください。
- プラットフォーム ベース デザイン フロー
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v++ --package
コマンドを実行します。詳細は、 『Versal ACAP AI エンジン プログラム環境ユーザー ガイド』 (UG1076) の このセクション を参照してください。
重要:
Vivado ツールで PDI イメージを作成するには、デザインに CIPS IP が含まれている必要があります。純粋な RTL デザインの場合、Vivado IP カタログの CIPS IP にアクセスし、デフォルト コンフィギュレーションで CIPS IP をインスタンシエートすると、PDI イメージが作成できます。