電源とエラー処理 - 2022.1 日本語

Versal ACAP デザイン ガイド (UG1273)

Document ID
UG1273
Release Date
2022-04-27
Version
2022.1 日本語

Zynq UltraScale+ MPSoC には、Versal ACAP の電力モードにマップできる電力モードがいくつかあります。電源アイランドであるペリフェラルは、Versal ACAP で共有されます。これらの電源アイランドは、未使用時は PLM によって自動的にオフになります。電源ドメインに供給するメイン外部電源レールの多くは、現在スリープ ステートに対応しています。今後のリリースで追加サポートが提供される予定です。Zynq UltraScale+ MPSoCVersal ACAP は PL 電源管理手法が類似しており、省電力性が最大限に向上しています。詳細は、 『Versal ACAP ボード システム設計手法ガイド』 (UG1506)このセクション を参照してください。Versal ACAP では、DDR、PL、SYSMON、およびその他のシステム ブロックからのエラーは PMC の Error Aggregation Module (EAM) に送られ、PS エラーは PS 管理コントローラー (PSM) の EAM に送られます。エラー時に実行するアクションとしては、パワーオン リセット (POR)、システム リセット (SRST)、エラー出力、割り込みソフトウェア エージェントのいずれかを設定できます。

これらのアーキテクチャの違いの詳細は、 『Versal ACAP テクニカル リファレンス マニュアル』 (AM011) および 『Versal ACAP システム ソフトウェア開発者向けガイド』 (UG1304) を参照してください。