パーティション ヘッダーには、次の表に示すパーティションの詳細が含まれます。
オフセット | 名前 | 説明 |
---|---|---|
0x0 | パーティションのデータ ワード長 | 暗号化されたパーティション データの長さ。 |
0x4 | 抽出されたデータ ワード長 | 暗号化されていないデータの長さ。 |
0x8 | パーティションの合計ワード長 (認証証明を含む) | 暗号化、パディング、拡張、認証を加算した合計長さ。 |
0xC | 次のパーティション ヘッダー オフセット | 次のパーティション ヘッダーのオフセット。 |
0x10 | デスティネーション実行アドレス (下位半分) | ロード後のこのパーティションの実行可能アドレスの下位 32 ビット。 |
0x14 | デスティネーション実行アドレス (上位半分) | ロード後のこのパーティションの実行可能アドレスの上位 32 ビット。 |
0x18 | デスティネーション読み込みアドレス (下位半分) | このパーティションがロードされる RAM アドレスの下位 32 ビット。ELF ファイルの場合、Bootgen が自動的に ELF フォーマットから読み出されます。RAW データを使用する場合は、読み込み先を指定する必要があります。CFI およびコンフィギュレーション データの場合は、0xFFFF_FFFF にする必要があります。 |
0x1C | デスティネーション読み込みアドレス (上位半分) | このパーティションがロードされる RAM アドレスの上位 32 ビット。ELF ファイルの場合、Bootgen が自動的に ELF フォーマットから読み出されます。RAW データを使用する場合は、読み込み先を指定する必要があります。CFI およびコンフィギュレーション データの場合は、0xFFFF_FFFF にする必要があります。 |
0x20 | イメージのデータ ワード オフセット | ブート イメージの開始に対するパーティション データの位置。 |
0x24 | 属性ビット | パーティション属性の表を参照。 |
0x28 | セクション数 | イメージ タイプが ELF の場合は、この ELF にさらにいくつのパーティションが関連付けられているかが示されます。 |
0x2C | チェックサム ワード オフセット | ブート イメージ内のチェックサム ワードの位置。 |
0x30 | パーティション ID | パーティション ID。 |
0x34 | 認証証明ワード オフセット | ブート イメージ内の認証証明の位置。 |
0x38 ~ 0x40 | IV | パーティションのセキュア ヘッダー用 IV。 |
0x44 | 暗号化キー セレクト |
暗号化ステータス:
|
0x48 | ブラック IV | そのパーティションのキーを暗号化するために使用される IV。 |
0x54 | 取り消し ID | パーティション取り消し ID |
0x58 ~ 0x78 | 予約 | 0 |
0x7C | ヘッダー チェックサム | パーティション ヘッダーの以前のワードの合計値。 |
次の表に、パーティション ヘッダー テーブルの属性をリストします。
ビット フィールド | 名前 | 説明 |
---|---|---|
31:29 | 予約 | 0x0 |
28:27 | DPA CM イネーブル |
0: ディスエーブル 1: イネーブル |
26:24 | パーティション タイプ |
0: 予約 1: ELF 2: コンフィギュレーション データ オブジェクト 3: Cframe データ (PL データ) 4: 生のデータ 5: 生の ELF 6: CFI GSR CSC アンマスク フレーム 7: CFI GSR CSC マスク フレーム |
23 | HiVec |
RPU/APU (32 ビット) プロセッサの VInitHi 設定 0: LoVec 1: HiVec |
22:19 | 予約 | 0 |
18 | エンディアン |
0: リトル エンディアン (デフォルト) 1: ビッグ エンディアン |
17:16 | パーティション オーナー |
0: PLM (デフォルト) 1: PLM 以外 2、3: 予約 |
15:14 | PUF HD の場所 |
0: eFuse 1: ブート ヘッダー |
13:12 | チェックサム タイプ |
000b: チェックサムなし (デフォルト) 011b: SHA3 |
11:8 | デスティネーション CPU |
0: なし (ELF 以外のファイルのデフォルト) 1: A72-0 2: A72-1 3: 予約 4: 予約 5: R5-0 6: R5-1 7: R5-L 8: PSM 9: AIE 10 ~ 15: 予約 |
4:7 | 予約 | 0x0 |
3 | A72 CPU 実行ステート |
0: Aarch64 (デフォルト) 1: Aarch32 |
2:1 | A72 コアを設定する必要のある例外レベル (EL) |
00b: EL0 01b: EL1 10b: EL2 11b: EL3 (デフォルト) |
0 | TZ セキュア パーティション |
0: 非セキュア (デフォルト) 1: セキュア このビットは、PLM を設定する必要のある (このパーティションを実行する必要のある) コアを TrustZone セキュアとして設定するかしないかを指定します。デフォルトではこれは 0 になっているはずです。 |