OS とツールチェーンの互換性 - 2022.1 日本語

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: アプリケーション アクセラレーション開発 (UG1393)

Document ID
UG1393
Release Date
2022-05-25
Version
2022.1 日本語

VSC ツールは、RHEL/CentOS 8 ツールチェーン (gcc-8.3 および binutils-2.30) と互換性のある Linux ディストリビューションと互換性があります。

RHEL/CentOS 7 もサポートされますが、構築と実行には次の要件があります。
  1. devtoolset-8 を使用します。次に例を示します。
    • sudo yum install devtoolset-8 でインストールできます。
    • Vitis コンパイル用にシェルで scl enable devtoolset-8 bash として使用できます。
  2. ホスト コードは、g++ でコンパイルするときに明示的に -D_GLIBCXX_USE_CXX11_ABI=0 フラグを使用してコンパイルする必要があります。
    ヒント: VSC のテンプレート makefile を使用する場合は、上記のように自動的に処理されます。
  3. 最終リンクには ${XILINX_VITIS}/system_compiler/lib/centos7/libvpp_acc.a を使用する必要があります。
重要: RHEL/CentOS 7 でのビルド中には CXX11 ABI の使用をディスエーブルにする必要があるため、実行ファイルは RHEL/CentOS 8 プラットフォームでは実行できません。その逆も同様です。