次に示すように、 Vitis™ アナライザーのワークスペースには、Report Navigator、Reports、および Source Code ビューを含む 3 つのビューが表示されます。必要に応じて、さまざまなビューを開いたり、閉じたり、再配置したりできます。
- Report Navigator
- 左側には、開いているサマリ ファイルおよび関連するレポートがリストされます。このビューから、レポートをすばやく見つけて開くことができます。上の図では、Link
Summary が開かれ、Compile Summary が含まれており、関連するすべてのレポートが Report Navigator にリストされています。
Report Navigator でファイルをクリックすると、そのレポートがレポート ビューに新しいタブで開きます。ファイルを開くと、Report Navigator のレポート名の横に緑の点が表示されるので、どのレポートが開いているかがすぐにわかるようになっています。
ヒント: Compile Summary ファイルを右クリックして Open HLS Project をクリックするか、Link Summary または Run Summary を右クリックして Open Vivado Project をクリックします。Vivado プロジェクトは、ソフトウェア エミュレーション ビルドから開くことはできません。 - [Reports] ウィンドウ
- サマリ ファイルおよび開いたレポートの内容が中央に表示されます。レポート ビューでは、複数のレポートを開いて、ビュー上部のタブをクリックしてレポートをすばやく切り替えることができます。
Compile Summary、Link Summary、または Run Summary に関連するレポートはすべて、1 つのコンテナーにまとめられます。コンテナーのレポートは、New Horizontal Group、New Vertical Group、または Float コマンドを使用して異なる方法で並べ替えることができます。Multiple Summary レポートを開いて、その内容をコレクションとして管理できます。
アプリケーションの再コンパイルや再実行などにより、ディスク上でサマリ ファイルまたはレポートが更新された場合、Vitis アナライザーで現在開いているレポートに「out-of-date」のバナーが表示されます。開いているレポートで作業を続けることも、更新されたファイルを再ロードすることもできます。
- ソース コード
- オプションの Source Code ビューは、ワークスペースの右側に開きます。このビューでは、カーネル ソース コードを表示し、たとえば System Guidance レポートからのフィードバックに基づく変更を加えることができます。Source Code ビューは、Guidance レポートのリンクをクリックするか、Report Navigator で Compile Summary を右クリックして Open Source をクリックすると表示されます。
- グローバル検索
- Vitis アナライザーには、一番上のメイン メニューの Help の横に検索フィールドがあります。これを使用して、読み込まれたサマリ、関連レポート、およびソースファイルを検索できます。次の図に示すように、検索ダイアログボックスには、検索用語の検索範囲を制限するオプションがあります。
Report Navigator および Source Code ビューは、ツールバーの Minimize ボタンをクリックすると非展開にでき、タブをクリックすると元に戻すことができます。
開いているソース コードをすべて閉じるには、 をクリックします。
Link Summary などのサマリ レポートに関連するレポートをすべて閉じるには、Report Navigator で [Summary] を右クリックして Close Tabs をクリックします。これで、[Report] ビューのサマリに関連するレポートがすべて閉じます。
Link Summary などのサマリ ファイルを閉じるには、Report Navigator でそのファイルを右クリックして Close File をクリックします。サマリ ファイルを閉じると、それに関連するレポートおよびファイルがすべて閉じるので、このため、Link Summary を閉じると、そのビルドの Compile Summary も閉じます。
Report Navigator に表示されるファイルをすべて閉じるには、 をクリックします。Vitis アナライザーの表示がホーム画面に戻ります。