ツールチェーン設定には、プロジェクトの標準 Eclipse ベースのビューが含まれ、Vitis IDE の C/C++ ビルドのオプションすべてが表示されます。
Build Configuration Settings ダイアログ ボックスで Edit Toolchain Compiler Settings または Edit Toolchain Linker Settings をクリックし、すべての C/C++ ビルド設定を含むコンパイラおよびリンカーを設定する Settings ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログ ボックスでは、パス、ライブラリ、プロジェクト全体の定義、ホストの定義といった標準 C++ パスを設定できます。
図 1. ツールチェーン設定
Toolchain
Settings ダイアログ ボックスの内容は、それを起動した Build Configuration ダイアログボックスによって異なります。このダイアログ ボックスは、ホスト アプリケーション プロジェクト、ハードウェア カーネル プロジェクト、または hw_link
プロジェクトから起動できます。特定の設定には、次が含まれます。
- emconfigutil
- emconfigutil ユーティリティ のコマンド ライン オプションを指定します。[emconfigutil] 設定 を参照してください。
- GCC Host Compiler
- ホスト コンパイル プロセス中に渡す必要のある
g++
リンカー引数を指定します。G++ ホスト コンパイラおよびリンカーの設定 を参照してください。 - GCC Host Linker
- ホスト リンク プロセス中に渡す必要のある
g++
リンカー引数を指定します。G++ ホスト コンパイラおよびリンカーの設定 を参照してください。 - V++ Kernel Compiler
- カーネル コンパイル プロセスのために
v++
コマンドを呼び出す際に渡す必要のあるv++
コマンドおよび追加オプションを指定します。V++ コンパイラおよびリンカーの設定 を参照してください。 - V++ Kernel Linker
- カーネル リンク プロセスのために
v++
コマンドを呼び出したときに渡すv++
コマンドと追加オプションを指定します。詳細は、V++ コンパイラおよびリンカーの設定を参照してください。