kernelinfo
ユーティリティは、ザイリンクス オブジェクト (XO)ファイルからホスト コード開発中に使用できる情報を抽出し、表示します。この情報には、ハードウェア関数名、引数、オフセット、およびポート エリアが含まれます。
次のコマンド オプションがあります。
オプション | 説明 |
---|---|
-h [ --help
]
|
ヘルプ メッセージを表示します。 |
-x [ --xo_path ]
<arg>
|
ファイル名および拡張子 .xo を含むファイルへの絶対パスを指定します。 |
-l [ --log ]
<arg>
|
デフォルトでは、情報は画面に表示されます。それ以外の場合、--log オプションを使用して情報をファイルとして出力します。 |
-j [ --json
]
|
ファイルを JSON フォーマットで出力します。 |
[input_file]
|
XO ファイル。XO ファイルの位置を指定するか、--xo_path オプションを使用します。 |
[output_file]
|
ザイリンクス
OpenCL コンパイラからの出力。出力ファイルファイルの位置を指定するか、--log オプションを使用します。 |
kernelinfo
ユーティリティを実行するには、Linux ターミナルに次を入力します。
kernelinfo <filename.o>
出力は、次の 3 つのセクションに分けられます。
- カーネル定義
- 引数
- ポート
次のコマンドで生成されたレポートを参照すると、レポートの内容を理解するのに役立ちます。このレポートは、理解しやすいようにセクションに分割されています。
kernelinfo krnl_vadd.xo
krnl_vadd.xo
はコンパイルされたカーネルです。