ヒント: ツールを実行する前に、Vitis 環境の設定 に説明されているように、コマンド シェルまたはウィンドウを設定します。
次に、コマンド ラインからソフトウェア エミュレーションのデバッグ フローを実行するのに必要な手順を示します。IDE でのデバッグについては、Vitis IDE の使用 を参照してください。Vitis コア開発キットでデバッグを実行する手順は、次のとおりです。
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g++
コマンド ラインに-g
オプションを追加して、デバッグ用にホストをコンパイルおよびリンク (ホスト プログラムのビルド を参照)。 -
v++
コマンド ラインに-g
オプションを追加して、デバッグ用にカーネルをコンパイルおよびリンク (デバイス バイナリのビルド を参照)。 - GDB を起動してアプリケーションをデバッグ。現在、ソフトウェア エミュレーション中にデバッグをサポートするフローは 2 つあります。
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エンベデッド プロセッサのソフトウェア エミュレーション デバッグ または Alveo アクセラレータのソフトウェア エミュレーション デバッグ で説明されている
kernel-dbg
オプションを使用して、PL または AI エンジン カーネルをデバッグ。これは単純なフローですが、.xclbin でのカーネルのデバッグのみをイネーブルにし、ホスト アプリケーションのデバッグはイネーブルにしません。 - 3 つのコマンド ターミナルおよび
xrt_server
を使用したホスト アプリケーションおよび PL カーネルのデバッグ (ホストおよびカーネル デバッグの開始 を参照)。これはより複雑なフローですが、ホストとカーネルの両方の同時デバッグをサポートします。
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エンベデッド プロセッサのソフトウェア エミュレーション デバッグ または Alveo アクセラレータのソフトウェア エミュレーション デバッグ で説明されている