Dom-0/Dom-U ユーザー空間プロセスのデバッグ - 2022.1 日本語

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: エンベデッド ソフトウェア開発 (UG1400)

Document ID
UG1400
Release Date
2022-04-26
Version
2022.1 日本語
  1. Xen および Dom-0 をブートします。Xen および Dom-0 をブートする方法については、 『PetaLinux ツール資料: リファレンス ガイド』 (UG1144) を参照してください。
  2. Xen シンボル ファイルの OS 認識デバッグをイネーブルにして、Xen 認識をイネーブルにします。シンボル ファイルがプロセス コンテキストに追加され、ソース レベルのデバッグをイネーブルにします。Xen 認識をイネーブルにする方法は、Xen 認識のイネーブル を参照してください。
  3. Linux アプリケーション プロジェクトを作成します。Linux アプリケーション プロジェクトを作成する方法については、Linux アプリケーション プロジェクトの作成 を参照してください。
  4. ホスト ドメイン (Dom-0) の仮想 CPU (VCPU#) のコンテキストをデバッグするには、Linux で実行されるアプリケーションのシンボル ファイルを追加して、Dom-0 ユーザー空間プロセスを設定します。
  5. Dom-U ユーザー空間プロセスを設定します。
    1. ゲスト Linux イメージを Dom-0 ファイル システムにコピーします。
    2. 準仮想化ネットワークを使用して Linux ゲストを作成します。
          name = "guest 0"
          kernel = "/boot/Image"
          extra = "console=hvc0 rdinit=/sbin/init"
          memory = 256
          vcpus = 2
          vif = [ 'bridge=xenbr0' ]
    3. ゲスト ドメイン (Dom-U) の仮想 CPU (VCPU#) のコンテキストをデバッグするには、Linux で実行されるアプリケーションのシンボル ファイルを追加します。
  6. シンボル ファイルが設定されると、ブレークポイントを挿入、ステップ イン、ステップ アウト、変数の監視、スタック トレース、またはその他のソース レベルのデバッグ タスクを実行できます。