FSBL (First Stage Bootlooder) 設定は、System Performance Modeling アプリケーションの決まったデザイン フローからしか変更できません。
[FSBL Configuration Change] ページを開くには、コンフィギュレーション名を右クリックして Configure FSBL Parameters をクリックします。
次は、FSBL パラメーターの詳細です。
パラメーター |
説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
PS Clock Frequency (MHz) |
Zynq-7000 SoC PS のクロック周波数 (MHz)。 |
666.7 MHz |
PL Clock Frequency (MHz) |
Zynq-7000 SoC PL のクロック周波数 (MHz)。 |
100.0 MHz |
DDR Clock Frequency (MHz) |
DDR メモリのクロック周波数 (MHz)。 |
533.3 MHz |
DDR Data Path Width |
DDR メモリ データパスで使用されるビット幅。使用可能な値は 16 ~ 32 ビットです。 |
32 ビット |
DDR Port 0 - Enable HPR |
DDR ポート 0 で優先度の高い読み出しが使用できるようになります。このポートは L2 キャッシュを介して CPU および ACP で使用されます。 |
オフ |
DDR Port 1 - Enable HPR |
DDR ポート 1 で優先度の高い読み出しが使用できるようになります。このポートは、中央のインターコネクトを介してその他のマスターで使用されます。 |
オフ |
DDR Port 2 - Enable HPR |
DDR ポート 2 で優先度の高い読み出しが使用できるようになります。このポートは、HP2 および HP3 で使用されます。 |
オフ |
DDR Port 3 - Enable HPR |
DDR ポート 3 で優先度の高い読み出しが使用できるようになります。このポートは、HP0 および HP1 で使用されます。 |
オフ |
HPR/LPR Queue Partitioning |
キューの優先度の高い読み出しと低い読み出しに必要なパーティションを指定します。キューには、32 の読み出しリクエストの深さがあります。ドロップダウン リストからは 4 つの値が選択できます。 |
HPR(0)/LPR(32) |
LPR to Critical Priority Level |
LPR キューがクリティカルになる前に空になるクロック数。単位は、32 DDR クロック サイクル。この値により DDR LPR_reg レジスタ [1] がセットされます。有効な値は 0 ~ 2047 です。 |
2 |
HPR to Critical Priority Level |
HPR キューがクリティカルになる前に空になるクロック数。単位は、32 DDR クロック サイクル。この値により DDR HPR_reg レジスタ [1] がセットされます。有効な値は 0 ~ 2047 です。 |
15 |
Write to Critical Priority Level |
書き込みキューがクリティカルになる前に空になるクロック数。単位は、32 DDR クロック サイクル。この値により DDR WR_reg レジスタ [1] がセットされます。有効な値は 0 ~ 2047 です。 |
2 |
FSBL の詳細は、 『Zynq-7000 SoC ソフトウェア開発者向けガイド』 (UG821) を参照してください。